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昨夏8強の意地、3連打で猛追みせた 那須拓陽は惜しくも初戦敗退

2022年7月12日21時05分

朝日新聞DIGITAL

 (12日、高校野球栃木大会 石橋3―2那須拓陽)

 那須拓陽には昨夏8強まで勝ち上がった時のメンバーが数多く残った。

 だが秋季大会は1回戦で烏山に2―9、春季県大会も1回戦で足利に2―10と7回コールド負け。昨夏の自信が消えかかっていた。

 この日は違った。石橋に3点先行されながら粘った。五回から2番手で登板の磯幸輝投手が4回無失点。「ギリギリのところに制球できた」という。捕手の鈴木介登も「直球に切れがあった」と信頼のマウンドを見守った。

 攻めても六回、薄井和也、鈴木、土橋優斗の3連打などで2点を返した。薄井主将は「スタンドの応援がよく聞こえて落ち着けた。去年8強まで行った経験もある」と思ったという。あと1点届かなかったとは言え、最後まで粘り強かった。

 石橋の福田博之監督は「昨夏8強の相手。苦しい展開だった」と振り返った。那須拓陽の室井洋一監督は「初戦敗退が続いていた。でも負けたとはいえ、やっと自分たちの力を発揮してくれた」とたたえた。

 来年は後輩が初戦敗退の悔しさを晴らす番だ。(根岸敦生)

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