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前橋工の荒井君、内角攻めにも強気 弁当かきこみ昼休みもバット振る

2022年7月11日21時30分

朝日新聞DIGITAL

 11日、高校野球群馬大会1回戦、前橋商7―0前橋工(七回コールド)

 前橋工の相手はシード校の前橋商。伝統校対決で、序盤から毎回得点を許す苦しい展開となった。そんな中、前橋工のベンチを湧かせたのが荒井歩己(いぶき)(3年)の「粘り勝ち」だ。

 二回1死。追い込まれた後が見せ場だった。マウンドには直球に自信を持つ前橋商の左腕、秋山怜麻(れお)(3年)。強気に胸元をついてくる。右打者の荒井にとっては、体に食い込んでくるような直球だ。

 でも、「腰を引かない」と決めていた。

 バットを短く持ち替え、4球連続ファウルで粘る。バットの根本に当たり、手もしびれてきた。でも9球目。変化球に体勢を崩されながらも、中前に運んだ。粘り勝ちだ。前橋工ベンチはガッツポーズと拍手で盛り上がった。

 荒井は、同級生のほとんどがベンチ入りした昨春の県大会ではベンチ外だった。「課題は打撃と分かっていた」。昼休みになると弁当を10分で食べ終え、体育館に向かうようにした。素振りをするためだ。時には久保田圭祐部長にアドバイスをもらい、毎日30分ほどバットを振り続けた。

 荒井は三塁まで進んだが、後続が断たれ無得点に終わった。チームも七回コールド負け。荒井は「練習してきたからこそ、内角を攻められても強気でいけた。『やりきった』と言える打席だったが、負けたのが悔しい」。その目には涙が浮かんでいた。(吉村駿)

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