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高校野球長野大会が開幕 「僕たちに甲子園はあるのか」不安をこえて

2022年7月10日05時00分

朝日新聞DIGITAL

 第104回全国高校野球選手権長野大会の開会式が9日、松本市野球場であった。3年ぶりに有観客で行われ、76チーム(86校)の選手がグラウンドを行進した。試合は10日から。同日は県内4球場で1回戦11試合が予定されている。

 新型コロナの感染対策で、行進ではファンファーレや生演奏はなく、録音された曲を流した。今年女子野球部ができた佐久長聖の菅谷美葵(みき)さん(1年)の先導に続き、前回優勝の松商学園を先頭に76チームの選手が右翼側から入場。選手たちは足並みをそろえ、堂々と歩いた。行進後、グラウンドには主将のみが残り、他の選手は観客席に移動、式を見守った。

 式の司会進行は大町岳陽のマネジャー、青山夏姫さんと西沢瑞姫さん(いずれも3年)が担当した。

 3年生は入学以来、何度も休部・休校を経験してきた。県高野連の加藤尚也会長はあいさつで「僕たちの代に甲子園はあるのだろうか、と不安だったのでは。でも大丈夫。皆さんはここに立てています。一球一瞬にチームの思いをのせていきましょう」と述べた。

 今年度の育成功労賞の表彰もあり、南信の高野連役員などを歴任した故・山岸智昭さんが選ばれた。妻の洋子さんが表彰状と盾を加藤会長から受け取った。(高億翔)

 ■長野南の細井陸生(りくう)主将(3年) 選手宣誓

 「今まで数え切れないくらいたくさんの人に支えられ野球ができていることに感謝をし」「夢や志を持って挑戦し続け、フェアプレーで最後まで正々堂々プレーすることを誓います」

 長野南の細井陸生(りくう)主将(3年)は落ち着いて選手宣誓をした。

 宣誓が決まって、三つの要素を盛り込もうと決めた。自分の思い、感謝、意気込み。「一番大事にしたのは、家族や関係者、地域の人、親戚や友人への感謝。小学校から続けてきた野球の集大成にと考えた」

 「緊張しないタイプ」だが、宣誓が近づくと緊張している自分に気づいた。支えてくれたのは監督のアドバイス。「一言一句原稿通りでなくてもいい。聞いている人に伝わるように」。その言葉通り、やり遂げたと思っている。(松下和彦)

 ■「歌で心苦しさ吹き飛ばしたい」

 大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱したのは、小諸高校音楽科3年の小林彩加さん(18)。静まりかえった球場を、優しい歌声で包み込んだ。

 出番が近づき、肩の力を抜いた。「すごく緊張しやすくて。肩とのどに力が入るとうまく歌えないので」

 緊張していたが「周りを見渡すと楽しくなってきた」。コロナ禍で、球児たちが思うように野球ができなかったような心苦しさを吹き飛ばしたくて、毎日練習してきた。歌い出しの「く」の音を、「なるべく高い所から出す」ことを心がけ、最後まで歌い上げた。「今まで歌った中で、一番うまくいったと思う」と満足そうな笑顔を見せた。将来の夢はソロの演奏家。音楽教育にも携わりたいという。

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