司会の生徒ら緊張と喜び、本番控えリハーサル きょう開幕
2022年7月9日11時00分
開会式のリハーサルをするマネジャーら=2022年7月8日、新潟市中央区長潟、友永翔大撮影
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第104回全国高校野球選手権新潟大会（朝日新聞社、県高校野球連盟主催）の開幕を9日に控え、ハードオフ・エコスタジアム新潟で8日、開会式に向けて会場設営などの準備が進んだ。式の司会を担う女子生徒は本番さながらのリハーサルに臨んだ。
開会式では、新潟、新発田南、長岡向陵、高田各校の3年生のマネジャー4人が司会を務める。この日グラウンドで行われたリハーサルでは、実際の式次第に沿って進行を読み上げ、一連の流れを確認した。
長岡向陵の佐藤心南さんは「緊張しているが、4人全員で大会の始まりを盛り上げたい」。新発田南の真田くるみさんは、司会ができることに「すごくうれしい」と笑顔を浮かべ、「選手の活躍を後押しできるようなアナウンスをしたい」と意気込んだ。
開会式は午前10時に始まる。出場する81校71チームの全選手による入場行進が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中止を経て、新潟明訓吹奏楽部の演奏とともに3年ぶりに行われる。村上の伊藤佑真主将（3年）が選手宣誓を務め、開会式に引き続いて2試合が組まれている。
感染対策で実施してきた観客の入場制限も大会期間を通じてなくす。入場料は大人600円、高校生100円、小中学生以下は無料。決勝は27日に予定されている。（友永翔大）
