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「仲間との思い出を」背番号なしの選手も行進 高校野球鹿児島大会

2022年7月3日11時04分

朝日新聞DIGITAL

 第104回全国高校野球選手権鹿児島大会(朝日新聞社、県高野連主催)が2日、平和リース球場で開幕し、70校64チームの球児たちの夏が始まった。3年ぶりに開会式が開かれた球場には選手たちの入場行進の光景も戻ってきた。

 選手たちの入場行進も3年ぶり。各チームの選手はマネジャーらが持つプラカードを先頭にかけ声に合わせて元気よく行進した。

 背番号をつけた選手と背番号のない部員が隊列をつくってグラウンドの土を一緒に踏みしめる光景が、あちこちで見られた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、3年生は一堂に集う開会式などを経験していない。「仲間との思い出をつくってもらいたい」という県高野連の粋な計らいで、今年はベンチ外の希望する3年生も入場行進できるようにした。

 参加64チームが外野のフェンス前にそろい、内野に向かって一斉行進を始めると、スタンドの観客から大きな拍手が送られた。

 開会式では前田光久・県高野連会長が「悔いの残らないように思う存分プレーしてほしい」と激励。昨夏を制した樟南から優勝旗が返還された。

 鹿児島実は3年生ら30人ほどが参加した。ベンチ入りできなかった戸梶敦也君(3年)も入場行進を経験し、「ベンチ入りメンバーしか味わえないグラウンドからの景色を見られて良かった」と話した。

 初日は2試合があり、第1シード大島と鹿屋が勝ち上がった。決勝は24日。(仙崎信一)

 ■選手宣誓 伊集院の赤鹿諒由主将

 選手宣誓は伊集院の赤鹿諒由主将(3年)が務めた。「晴れの舞台で大好きな野球ができることへの感謝の気持ちと平和への祈りを胸に、最高の夏になるよう最後まで全力でプレーすることを誓います」と力強く宣言した。

 開会式後、「100点満点だった」と振り返った赤鹿主将。この数年は新型コロナの影響で、当たり前だったことが当たり前じゃないことに気づかされたという。「最後の夏なので、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えられたと思う」と笑顔を見せた。

 ■女性部員も入場行進に参加

 屋久島の女子部員、井上茜空(そら)さん(3年)も開会式に参加し、男子部員9人と一緒に入場行進した。鹿児島県高野連によると、女子部員がユニホーム姿で入場行進に参加したのは初めて。

 井上さんは中学校で野球をやっていて高校ではどうするか迷ったが、「やれるのに野球をやらないのは後悔する」と入部。外野手として仲間と一緒に練習に励んできた。

 鹿児島大会には出られないが、今年はベンチ外の3年生も行進できることになったことから参加が認められた。「みんなと一緒に歩けたのはとても良かった」と井上さん。もう一人の女子部員、古市束茶(たばさ)さん(1年)は「先輩は格好良かった。私も後に続きたい」と話していた。

 ■県内で22年指導 下京洋一さんを表彰

 高校野球の発展や選手の育成に尽くした指導者をたたえる「育成功労賞」の表彰式が、開会式に先立ってあった。大島や鹿屋など県内で22年にわたり指導を続けた下京洋一さん(68)=鹿屋市=に賞状などが贈られた。

 下京さんは「22年はあっという間。久しぶりに入場行進する選手がとてもりりしく、高校野球の魅力を再認識させられた。出場できる選手たちは支えてくれる方々への感謝の気持ちを持って、精いっぱい頑張ってほしい」とエールをおくった。

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