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開会式「つなぐ」思い、塚崎・大分県高野連理事長に聞く

2022年7月1日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 第104回全国高校野球選手権大分大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は2日に開会式があり、6日から熱戦が始まる。選手たちはどんな思いで今年の大会を迎えるのか。予想される展開は――。開幕直前に、大分県高野連理事長の塚崎一孝さん(56)=大分豊府高教諭=に聞いた。

 ――開会式ができるのは3年ぶりです

 今年の3年生が入学(2020年春)したのは、(コロナ禍で)学校がストップした時期。学校によっては入学式だけやって休校に入るところもありました。その時の3年生が「最後の夏」を前に活動ができず、独自大会になりました。そんな環境のなかで入ってきたのが今の3年生。それまでの「高校野球」を見ないままここまで来ている学年なんです。

 今年も開会式をしないで様々な制限をかけてしまうと、今の3年生は本当に可哀想な学年になってしまう。その意味で「本物の開会式」を体験させてあげたい。それは後輩たちにつながっていく。今年やらなかったら、切れてしまう。夏の開会式は、県内の全加盟校の全部員が集まる唯一の機会。今年の大分大会キャッチフレーズは「つなぐ ~野球伝来150周年~」。つなぐという意味で大事な開会式なのです。

 ――一方で感染対策にも力を入れています

 少しでも安全・安心な状態で大会運営をするため、感染対策にはこれまで2年半のノウハウを活用します。「収容人数の2分の1」という観客数のルールを基本に、今年は座席の一つ飛ばしは必ずしも必要ありません。可能な限り間隔を空けてもらいますが、家族なら隣に座ってもいいし、声を出さなければマスクを外して下さってもいい。手指消毒と検温は必要ですが、入場者記録表への記入は不要です。

 ――厳しい暑さで、熱中症対策も課題になります

 今年も熱中症は心配しています。試合中の三回と七回には、3~5分程度の休息タイムを設け、選手、審判員、観客に水分補給と健康チェックを促します。観客は再入場もできるようにし、ベンチにはスポットクーラーを2台ずつ設置します。

 ――6月15日の抽選会で組み合わせも決まりました

 今年は、4月下旬からの2カ月は雨の影響も少なく、県外チームとの練習試合も含めた夏の大会前の調整や実戦練習は、昨年よりもできていると思います。見る側としては、その分面白い試合が期待できます。

 戦力的には、明豊(前回大会優勝)と大分舞鶴(今春の選抜出場)の第1シードが中心になりそうですが、第2シード以降、シードに漏れたチームも含めかなり混戦になりそうで、力が接近してきています。昨秋から見ると明豊、大分舞鶴との差が縮まっている気がします。

 ――改めて選手たちに伝えたいことは

 今年の3年生は、甲子園の夢を絶たれた当時(20年)の3年生の思いを背負っている気がします。でも毎年変わらないのは、勝っても負けても、やりきったという思いになってほしいということ。ここまできたらそれぞれが主役。自分が主役という気持ちでやってほしい。その姿を見せることが、お世話になった人に対しての感謝につながります。我々にできるのは、その舞台をつくっていくところまで。その先のストーリーは、選手たちがつくっていくものですから。(聞き手・奥正光)

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