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育成功労賞に森元重光さん 野球・女子ソフト、生徒の育成尽力 富山

2022年6月29日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 日本高野連と朝日新聞社が、高校野球の発展や選手の育成に尽くした指導者へ贈る「育成功労賞」に、富山西や水橋で監督を務めた森元重光さん(63)が選ばれた。野球だけでなく、女子ソフトの指導にも長年携わり、多くの「球児」を育てあげた。

 旧大山町出身。小学生から野球を始め、富山東高時代は、外野手などで活躍したが、甲子園出場はかなわなかった。「今度は監督となって甲子園を目指したい」と考え、大学卒業後は体育教員となった。

 ところが、最初に赴任した富山北部は、すでに野球部の指導者がいた。代わりに野球経験を買われて、女子ソフトの監督に。「スピード感が、野球とは全然違った」。野球よりも塁間が短く、打球の処理が少しもたついてもセーフになってしまう。最初は全く勝てず、全国の強豪校の指導者を訪ね、指導のノウハウを学んだ。

 行き着いたのは「守りの精度」の向上。相手に得点を与えなければ負けないと考えた。鉄壁の守備力で、全国ベスト16入りするまでの強豪になった。

 2001年に富山西へ異動。42歳で念願の野球部監督になったが、部員はゼロで休部状態。「一緒に野球をやろう」と生徒たちに声を掛け、監督自ら勧誘。グラウンド整備を一緒にこなした。ソフト時代に培った守りの野球を徹底し、部を立て直した。09年からは水橋の監督に就任。19年夏は、直前に体調を崩して部長に退いたが、チームは富山大会でベスト4まで勝ち進む快進撃をみせた。

 相手がとりやすい送球を心がけるなど「人の気持ちを考えたプレー」をするよう指導してきた。お互いを思いやる気持ちが、チームを一番強くするという。

 20年に定年退職したが、再任用で今も呉羽で体育教員を続ける。ソフト部の監督も務めており、「今後も球児を支えていきたい」と話す。(井潟克弘)

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