香川大会、38チームの組み合わせ決まる 選手宣誓は志度の佐竹主将
第104回全国高校野球選手権香川大会(香川県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の抽選会が24日、穴吹学園ホール(高松市)であり、出場38校の組み合わせが決まった。選手宣誓は志度の佐竹恭雅主将が務めることになった。
大会は9日に開幕し、決勝は26日の予定。試合会場はレクザムスタジアム(高松市)とレクザムBP丸亀(丸亀市)の2球場で、準決勝以降はレクザムスタジアムである。
昨年は開会式を新型コロナウイルスの感染防止対策で2球場に分けたが、今年は開幕日の9日にレクザムスタジアムで行う。休養日は19、20日と、準決勝、決勝の前日。
現時点では、両球場とも消毒や検温を実施した上で、5千人を上限に学校関係者や一般客の入場を認める方針。ブラスバンドの応援も認める。
■英明と高松商が有力 丸亀や丸亀城西が追う
昨秋と今春の県大会を制した英明と大会3連覇(中止の一昨年を除く)を狙う高松商が有力だ。
英明は昨夏の香川大会決勝の先発メンバーが8人も残り、経験が豊富だ。エースの寒川は要所で三振を奪うことができ、大崩れしない。打線も切れ目がない。
高松商は全国屈指の強打者として注目を集める浅野が引っ張る。投手陣は昨夏に甲子園のマウンドを経験した渡辺和と、2年生大室の両左腕が柱。継投策で勝機をつかむ。
今春の県大会で4強入りした丸亀、丸亀城西や、昨秋の県大会で準優勝した尽誠学園のほか、四国学院大香川西、坂出商なども優勝争いに絡む力を備える。(堅島敢太郎)