高校野球の審判講習会を3年ぶりに開催 基本動作の確認、念入りに
7月9日開幕の第104回全国高校野球選手権東・西東京大会(朝日新聞社、都高校野球連盟主催)に向けた審判講習会が19日、東京都八王子市の堀越高校グラウンドであり、約100人が参加した。新型コロナの影響で3年ぶりの開催で、動作やルールを確認した。
冒頭、都高野連の根岸雅則専務理事が「3年ぶりの講習会、暑さに気をつけてほしい」とあいさつ。参加者は「アウト」「セーフ」といった基本的な動作や判定時の姿勢を確認した。その後、堀越、八王子の野球部員の協力で、実戦に即した練習を行った。
2020、21年は感染対策のため大人数を集めた講習会が開けなかった。桜井昭夫審判委員長は「みんなで集まって、基本や新しいルールを確認する機会は非常に大切。今年は観客も入るが、自らは目立たず、選手たちを輝かせるジャッジをしてほしい」と話した。(狩野浩平)