「テンポ良く、キビキビと」 夏の甲子園に向け、審判委員も技術確認
第104回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、阪神甲子園球場)に向けた審判研修会が18日、大阪府内の高校のグラウンドであった。
今夏の甲子園大会でジャッジする予定の近畿在住の審判委員31人が参加。練習試合2試合を2、3イニングずつ交代でジャッジした。
「ファウルじゃないなら、もっと大きく分かりやすく」「少しカバーリングが遅かった」などと、指導役のベテラン審判委員がアドバイスをして、ケースごとの動き方を細かく確認した。
この日、49代表を決める地方大会が、全国のトップを切って沖縄で開幕した。
日本高校野球連盟の窪田哲之・審判規則委員長(65)は、「今年の3年生は、高校野球生活をコロナ禍で過ごした。彼らのためにも、いつも以上に一球一球に気持ちを入れて、テンポの良いキビキビとした試合進行を目指したい」と語った。