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「積み重ね大切に」呼びかけ 高野連の育成功労賞に今治南・馬越監督

2022年6月17日10時00分

朝日新聞DIGITAL

 高校野球の発展と選手育成に貢献した指導者を日本高校野球連盟と朝日新聞社が表彰する今年の「育成功労賞」に、愛媛県内から今治南の馬越健治監督(59)が選ばれた。新居浜南、伯方でも監督を務め、情熱を持って粘り強く指導してきた。

 「とれるぞー」「オッケー」――。グラウンドに、ノックする馬越監督の大きな声が響く。

 2018年から2度目の赴任となった今治南は今年、選手9人。監督自らチームを盛り上げ、今夏の愛媛大会に向けて「できることをしっかりやろう」と語りかけている。

 選手時代は今治西の二塁手として甲子園に出場した。3年時の1981年夏、主将だった井上伸二・県高野連会長(松山商校長)らと全国選手権大会で8強に進んだ。「甲子園のプレーより、メンバーに入るのが大変だった。ついていくのが精いっぱい」。それでも、甲子園のグラウンドに立つと、内野の土、外野の芝は素晴らしかった。

 体育教師になり、野球部の指導者になった当初は「選手に甲子園でプレーさせてやりたい」と思い、勝敗にこだわってきた。

 2005年から13年間、伯方の監督を務めたことが転機になった。「遊びに行く場所もなくて、選手は一生懸命練習していた。『そろそろ帰らんか』とこっちから言うことがあった」。しかし、甲子園には届かなかった。「勝ちたいし勝たせてやりたいけど、差を埋められない部分もある。でも、そこを認めて諦めるのは悔しい」。勝敗を離れ、選手たちに「結果は大事だけど、精いっぱいの積み重ねを大切にしよう。高い目標に挑戦して成長すれば、まわりの励みにもなる」と伝えるようになった。

 野球の裾野を広げるため、今治地区で小学生対象のティーボール教室にも力を入れている。台に載せた軟らかいボールをバットで打ち、高校球児と交流しながら野球の楽しさに触れてもらう。

 野球は、選手それぞれに注目される場面があること、そして失敗やしんどさを共有できるチームメートがいることが魅力だ。「野球に育ててもらった。現役を退いた後も、協力していきたい」(三島庸孝)

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