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海星、長崎商を破り8年ぶり優勝 NHK杯・長崎県高校野球

2022年6月14日13時14分

朝日新聞DIGITAL

 第70回NHK杯長崎県高校野球大会の決勝が12日、長崎市の県営野球場であり、海星が長崎商に快勝し、8年ぶり17回目の優勝を果たした。3位決定戦では諫早農が長崎西を下した。大会結果は7月7日に開幕する第104回全国高校野球選手権長崎大会のシード校を決める判断材料の一つになる。(三沢敦)

     ◇

 海星の打線が勢いづいたのは2―1で迎えた六回。長崎商に1点差と迫られた直後だった。西村陽斗君(3年)の中前打で2点を加え、なおも2死一、二塁。2年生の田川一心君に打順が回ってきた。

 「もう一押しだ」

 そう自分に言い聞かせ、内角の直球を振り抜いた。「芯でとらえた」という当たりは左中間を破る二塁打に。走者2人が生還し、6―1と突き放した。

 2死二塁で回ってきた八回の打席は申告敬遠に終わったが、続く柿本彩人主将(3年)が中前適時打を決めて7点目。昨夏の甲子園で16強入りした相手を計11安打の猛攻でねじ伏せた。

 「この半年間、チームは悔しさを引きずってきました」と柿本君は振り返る。

 昨秋の県大会を制し、長崎1位校として出場した九州大会は準々決勝で敗退。選抜の切符をたぐり寄せたのは、2位校ながら4強入りした長崎日大だった。再起を期した春の県大会も準々決勝で敗れ、浮上のきっかけをつかめなかった。

 春夏通算23回の甲子園出場を誇る県内屈指の強豪校。勝って「当たり前」、負ければ「なぜ」と問われてきた。NHK杯での優勝は、そんな「常勝チーム」の復活を印象づけたかにみえる。

 だが、加藤慶二監督は「納得も満足もしていない」と手厳しい。投手陣は踏ん張りどころで打ち込まれ、打撃陣はここぞという好機でつながらない。そんなケースが多々あったからだ。「個々人が持てる力を出し切っていない。勘違いすると足をすくわれる」と加藤監督。

 「目標は夏の優勝。1カ月かけてミスのない守り勝つチームを作りたい」。柿本君は気を引き締める。

 7月7日の開幕へ。真の勝者を目指す厳しい練習がまた始まる。

     ◇

 昨夏の甲子園で16強入りした長崎商が苦しみながらもはい上がり、準優勝に輝いた。

 「ダブルエース」の2人を擁した昨夏と異なり、完投型の投手がいない。昨秋以降、打ち込まれる展開が目立ったが、NHK杯では継投策が板についてきた。

 準決勝の長崎西戦は4投手を絶妙のタイミングでつないで無失点に。同じ4投手をつぎ込んだ決勝は計11安打を浴びたが、背番号1を背負う先発・綾部倖太君(3年)の好投が光った。

 主将で二塁手の沢山佳文君(同)も七回、4番手で救援のマウンドへ。1点を失い、「甘い球を痛打された。まだまだ変化球の精度が足りない」と反省する。

 2年生だった昨夏、先輩たちと甲子園の土を踏んだ。新主将に選ばれた時、「おれたちを超えてくれ」と託されたという。

 「NHK杯の借りを夏の大会で必ず返し、憧れの舞台にもう一度立ちたい」

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