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春の高校野球東北大会、東北高が準優勝 投手は外野手からコンバート

2022年6月14日13時05分

朝日新聞DIGITAL

 13日、第69回春季東北地区高校野球大会決勝、東北3―4聖光学院

     ◇

 五回裏、2死三塁のピンチで登板した東北のエース伊藤千浩君(3年)は、この日も強気だった。決勝戦であろうと、「直球で抑える」という作戦はこれまでと同じだ。

 相手の4番打者に、持ち味の直球で真っ向勝負を挑んだ。力をこめた141キロの速球で空振り三振に打ち取った。

 外野手から投手に移ったのは、昨秋の東北大会の後だ。強豪相手になかなか勝ち星を挙げられず、花巻東(岩手)との練習試合で富沢清徳監督に直訴した。

 強力打線を7回無失点に抑えたことで、その後、投手の練習メニューに参加するようになった。身長187センチ、体重83キロの恵まれた体格から投げおろす最速142キロの直球で、強気に攻める。中学以来の投手復帰だった。監督から「気持ちを前面に投げられる」と評価されるまでに成長した。

 チームの4番を任されることも多く、この日も適時二塁打で2点を追加する活躍を見せた。

 だが、投球は自分らしさとはほど遠かった。

 3点リードの七回裏、犠飛で1点を返された後、走者2人を背負って、再び4番打者を迎えた。

 連投の疲れだろうか。「勢いがない直球を狙われている感じがした」

 選んだチェンジアップが甘く入り、左中間に運ばれて同点に追いつかれた。次打者に直球を打たれて勝ち越しを許し、八回裏に降板した。

 「1点取ったときの盛り上がりや打者からの圧力が違った」と振り返る。

 花巻東や青森山田(青森)といった強豪を破ってきての準優勝だ。「成長を感じた。今回の反省を生かし、甲子園で戦いたい」。新たに見つかった課題は「大会を投げ抜く体力作り」に定まった。(武井風花)

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