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夏の高校野球地方大会 近畿・北陸の見どころを徹底解説

2022年6月17日08時00分

朝日新聞DIGITAL

 第104回全国高校野球選手権大会は8月6日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催されます。各地の大会展望をお伝えします。

■滋賀

 中止の一昨年を挟んで大会4連覇を狙う近江が優勝候補の筆頭だ。

 補欠校から繰り上がって出場した選抜大会で準優勝した。主将でエースで中心打者の山田がその原動力となった。投手層の薄さが課題だが、2番手星野が成長しており、春の県大会は決勝で山田を温存して継投で制した。

 追うのは、春の県大会準優勝の立命館守山だろう。エース加藤は球筋がよく、切れがある。捕手の白樫(しらかし)が打線を引っ張る。春の県大会で本塁打を放つなど長打力がある。

 昨夏4強の綾羽は野村が投打の中心で2番手の野川も伸びる。レギュラーに下級生が多い彦根総合、滋賀学園、八幡商も上位をうかがう。(鈴木洋和)

 ■京都

 今春の選抜は新型コロナの影響で辞退を余儀なくされたものの京都国際が頭一つ抜けている。昨夏の甲子園で4強に進み、昨秋の府大会も制した。経験豊富な左腕森下は最速143キロの直球と多彩な変化球を駆使して三振を奪う。右腕平野もハイレベルだ。攻撃は主将辻井、森下、平野らが引っ張る。

 公立の西城陽は総合力が高く、春の府大会で優勝した。長打力のある亘、谷内が打線の柱でエース藤川はリズムが良い。春の府準優勝の東山は、橋本を筆頭に投手層が厚い。走攻守でバランスの良い福知山成美や龍谷大平安も上位を狙う。京都外大西の西村、塔南の野原は注目の本格派右腕だ。(富永鈴香)

 ■奈良

 有力校の力が拮抗(きっこう)している。春の選抜出場の天理は、主将の遊撃手戸井と三塁手内藤が中軸に座り、チームを引っ張る。エース南沢はけがで春の県大会は登板がなかったが、夏には間に合いそうだ。

 春の県決勝で天理を破った奈良大付は左のエース幡からの継投策が効果的。北森の長打力にも期待がかかる。昨夏、全国準優勝の智弁学園は今春の県大会3回戦で敗れた。守備を磨きノーシードで大会3連覇(中止の一昨年を挟む)に臨む。

 大黒柱の佐々岡を中心に53年ぶりの優勝を狙う御所実、強打のエース永船を擁する畝傍(うねび)、昨夏の準決勝で天理を下した高田商の公立勢も上位をうかがう。(浅田朋範)

 ■和歌山

 昨夏、全国制覇した智弁和歌山が中心だが、有力校が複数あり混戦が予想される。

 智弁和歌山は春の近畿大会決勝で選抜王者の大阪桐蔭を破った。球威のある塩路、武元の両右腕を軸に、左腕の吉川や橘本ら投手層が厚い。打線は長打力のある山口や渡部、主将の岡西が引っ張る。

 市和歌山は選抜で2完投し8強入りに貢献した速球派右腕・米田の仕上がり具合が鍵になる。初出場した選抜で1勝を挙げ、しぶとい攻撃が売りの和歌山東、春季県大会で準優勝し、右腕塙や左腕小川ら複数の投手をそろえる和歌山商が続く。

 春の県4強の日高、投手力が高い初芝橋本や近大新宮も上位を狙う。(伊藤秀樹)

 ■大阪

 今春の選抜大会優勝の大阪桐蔭が抜けている。不戦勝をのぞく選抜4試合で計11本塁打、51得点の打線は松尾、丸山、海老根らを中心に切れ目がない。投手陣は右の川原、別所、左の2年生前田と本格派がそろう。春の近畿決勝で智弁和歌山に惜敗し、昨秋からの公式戦の連勝が29で止まったが、むしろ引き締まる材料となったか。

 追うのは春の府大会決勝で大阪桐蔭に2―3で敗れた履正社だ。強打が持ち味で光弘、橘高(きったか)、三木を中心に得点力が高い。増田―坂根の2年生バッテリーにも注目だ。

 春の府大会で選抜出場の金光大阪に大勝した大商大堺、急成長のエース的場を擁する大阪電通大などが続く。(岡純太郎)

 ■兵庫

 春の近畿大会4強の報徳学園が一歩、抜けているが、強豪がひしめき混戦の様相だ。

 報徳学園は昨秋からの公式戦15試合で1試合平均7・9得点と強打が看板。エース左腕榊原が3番打者として打線も引っ張る。選抜出場の東洋大姫路は、2019年に履正社(大阪)を全国制覇に導いた岡田龍生・新監督が就き、打力向上をめざす。春の県大会で1番を打った露本ら下級生の積極起用で底上げを図る。

 社は芝本、堀田ら投手層が厚く、練習試合で大阪桐蔭と競り合い手応えを得た。守備が粘り強い滝川二も上位をうかがう。昨年、春夏と甲子園に出場した神戸国際大付はノーシードから2連覇に挑む。(大下美倫)

 ■富山

 中止の一昨年を挟んで5大会連続の出場を目指す高岡商と昨秋の県大会優勝の富山第一が一歩リードする。

 春の県大会を制した高岡商は投手陣に厚みがある。エース桑名は多彩な変化球を持ち、長身の川尻は球威がある。昨夏の甲子園を経験した主将の近藤が攻撃の中心となる。今春の県決勝で高岡商に惜敗した富山第一は、140キロ超の直球とスライダーが自慢のエース小林が好調だ。

 昨秋と今春の県大会で4強入りした富山商と氷見も地力がある。富山商の前田はカーブの切れが良く、氷見は青野が投打の柱。一昨年夏の独自大会を制した高岡第一のほか、富山東、石動も上位を狙える。(井潟克弘)

 ■石川

 春の県大会、北信越大会優勝の日本航空石川、選抜8強の星稜、昨夏の覇者小松大谷のシード3校が中心だろう。

 3校ともに投手陣が充実する。日本航空石川は大久保、矢川らを擁して層が厚く、星稜はエースのマーガードが選抜を経験して自信をつけた。小松大谷の南は変化球の切れが鋭い。鍵を握るのは打線か。日本航空石川は一発が期待できる内藤が軸で、星稜は角谷、若狭、近藤に力がある。小松大谷は今春県大会の4試合で37得点した。

 春の県準優勝の金沢や8強の遊学館も力がある。公立では小松や小松工のほか星稜の山下智茂・元監督がアドバイザーに就いた門前が注目だ。(朝倉義統)

 ■福井

 春の選抜に出場した敦賀気比が軸だ。エース上加世田、左腕清野は安定感があり、浜野、春山らの打撃は勝負強い。春の県大会は新型コロナの影響で出場を辞退しており、今夏はノーシードから4大会(中止の一昨年を除く)連続11回目の出場を目指す。

 追うのは春の県優勝の啓新と準優勝の福井工大福井。啓新は昨秋の県準決勝で敦賀気比を破っており、今春県大会でのチーム打率が3割を超えるなど破壊力がある。昨秋の県大会を制した福井工大福井は攻守ともに安定感がある。

 選抜に21世紀枠で初出場した丹生(にゅう)は、今春の県大会で4強と力をつけている。好投手を擁する北陸や実力校の福井商も上位をうかがう。(長屋護)

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