選抜決勝の再戦はまたも大阪桐蔭の大勝　近江退け、連勝は29に

　高校野球の春季近畿大会は28日、和歌山市の紀三井寺公園野球場で準決勝2試合があり、今春の第94回選抜大会の決勝と同じ顔合わせとなった大阪桐蔭と近江（滋賀）の第2試合は、11―2で大阪桐蔭が勝った。

　選抜決勝でも大阪桐蔭が18―1で大勝した。昨秋から続く大阪桐蔭の公式戦の連勝は29に伸びた。

　大阪桐蔭は2―2の八回、1死三塁から丸山一喜が左中間へ勝ち越しの2点本塁打を放った。

　近江は選抜決勝と同じくエースの右腕・山田陽翔（はると）がこの日も先発したが、1点リードの六回途中で足を痛めて降板した。

　準決勝のもう1試合は、昨夏の全国選手権優勝の智弁和歌山が5―4で報徳学園（兵庫）を破った。

　決勝は29日に同球場で行われる。