高校野球福島大会、68チームが参加 開会式は一斉行進の方針
第104回全国高校野球選手権福島大会(朝日新聞社、福島県高校野球連盟主催)の運営委員会が26日、福島市内であった。69校が参加し、連合チームを含め68チームが出場する見通しが示された。チーム数は変わらないが、参加数は昨年より4校減った。
参加69校のうち、あさか開成と小野が連合チームを組む予定。シード校は、昨秋と今春の県大会などの結果から、聖光学院、学法石川、光南、東日大昌平、いわき光洋、学法福島、福島商、ふたば未来学園の8校となる見通しだ。
開会式については、昨年は選手がグラウンドに入場後、主将とプラカードを持つ生徒のみ残り、他の選手はスタンドから参加した。今年は全選手が一斉行進をする方向で進める。
組み合わせ抽選会は6月21日に郡山市であり、大会は7月9日、ヨーク開成山スタジアム(郡山市)で開幕する。開会式を含めて、現時点では全試合で一般の観客を入れる方向だ。声を出しての応援は禁止だが、ブラスバンドは50人を上限に演奏を認める。
開会式の進め方や観客の入れ方などは、新型コロナウイルスの感染状況によっては変わる可能性がある。
県高野連の木村保理事長は「(コロナ前の)通常の形の大会になるべく戻し、選手に思い切りプレーしてほしい」と話した。(滝口信之)