和歌山出身、小竹君、故郷でのびのび
【滋賀】22日に和歌山市であった春季近畿地区高校野球大会の1回戦で、近江は奈良大付に6―0で快勝した。和歌山県出身の小竹(しのう)雅斗君(2年)が、4打数3安打の活躍をみせた。
小竹君は背番号20だが、9番打者で先発出場した。「先頭打者の津田(基〈もとき〉)さんにつなぐ、という気持ちを一番に持っていた」と振り返った。
和歌山県御坊(ごぼう)市で生まれ育ち、中学卒業まで過ごした。「故郷なのでのびのび出来ました」と笑顔。春の県大会では無安打だっただけに「自信になる。これを継続するというより、相手の失投を見逃さないなど、もう一段階、上に行きたい」と話した。
準決勝は28日の予定。今春の選抜大会決勝で敗れた大阪桐蔭と対戦する。(鈴木洋和)