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関東第一、甲子園常連の健大高崎に五回コールド 関東大会4強入り

2022年5月24日13時43分

朝日新聞DIGITAL

 第74回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は23日、宇都宮市の県総合運動公園野球場(栃木県営)で準々決勝があり、東京都勢の関東第一(東京1位)は健大高崎(群馬2位)に五回コールド勝ちし、2年連続で4強入りした。準決勝は28日に宇都宮清原球場で、作新学院(栃木1位)と山村学園(埼玉2位)の勝者と対戦する。

 ■初回から圧倒

 ◎…関東第一が初回からたたみかけて圧倒した。一回、先頭の柳瀬が安打で出塁後、犠打を挟み、秋葉の本塁打を含む3連続長短打で4点を先制。二回は井坪の本塁打など3連打で、四回は増尾の適時三塁打などでそれぞれ3点を加え、試合を決めた。先発桝川は球を低めに集め、散発2安打に抑えて完封した。(狩野浩平)

 ■バットの軌道を意識

 「相手は強い。初回の入りが大事だ」。甲子園常連校との対戦に、関東第一の3番打者、井坪陽生(ひなせ)(3年)は強く意識して、最初の打席に向かった。二塁に柳瀬冬和(3年)を置き、先制の好機。初球のコースが甘かったのを見逃さず、バットを振り抜くと、右翼手の頭を越えた。

 この打球の方向が、成長の証しだ。

 高校2年までは打球が詰まってしまうことが多かったという。自分の打席の動画を何度も見返すうち、スイング時の「体の開き」の問題に気がついた。同じ右打者のプロ野球選手の動画などを繰り返し見て、体がギリギリまで投手の方を向かないよう抑え、バットの軌道を意識し始めると、右方向にいい打球が飛ぶようになった。

 2打席目も走者を三塁に置く好機で回ってきた。3球目。内角低めの難しい変化球だったが、「体が自然に動いた」。今度は左方向に、打球が上がり、本塁打に。柳瀬も「自分が出れば、必ずホームに帰してくれる」と信頼を置く。

 初戦に続く長打で、上り調子だ。「パワーというより、バットの軌道や、ボールにどうやったら力が加わるかを意識している」。常に向上をめざす姿勢でチームを牽引(けんいん)する。(本多由佳)

 ■「やんちゃ」な一番

 試合開始直後の第1打席、関東第一の1番打者、柳瀬冬和(3年)は粘りをみせる。「フォアボールでもいい。絶対先頭で出るぞ」。フルカウントからの7球目、少し詰まった打球を左翼に運んだ。この一振りを合図に打線は勢いづき、主導権を握った。

 チーム内では「悪ガキで、やんちゃなやつだと思われている」という。一目置かれるより、からかわれつつ愛されるタイプだ。

 だからこそ柳瀬が活躍するとチームは盛り上がる。二回にも2死走者なしの場面から出塁し、得点につなげた。守備でもフェンスに激突しながら飛球を好捕。米沢貴光監督は「ガッツあふれるプレー」と評価した後、「しかし、けがをしないよう捕球の技術も磨かないと」と、注文をつけた。

 全力プレーを引き出すのは、全幅の信頼を置く主軸の存在だ。「もっと出塁率を上げ、昨春は決勝で敗れた関東大会で、今度こそ優勝したい」(狩野浩平)

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