判定練習、念入りに 徳島大会に向け高校野球審判講習会
今夏の第104回全国高校野球選手権徳島大会(徳島県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向けた審判講習会が22日、徳島市不動東町3丁目の徳島科学技術高校第2グラウンドであった。県高野連審判部の審判13人が参加し、ストライクゾーンなどを改めて確認した。
講習会には阿南高専と阿波の選手たちが協力。審判たちはわかりやすいアウト、セーフのジェスチャーを繰り返し練習し、選手に打席に立ってもらいながら投球のストライク、ボールの判定練習を重ねた。
審判部によると、昨夏の徳島大会以降、新たに4人が審判に加わった。その一人、百々泰人さん(60)は「動作が細かく、難しい」と言いながら判定のコツなどを先輩審判に教わっていた。部長の松浦理夫さん(66)は「我々審判もこれから練習試合などを通して腕を磨いていく。夏の本番では基本に忠実に頑張りたい」と話した。(東孝司)