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桐光学園敗れる、春季関東高校野球

2022年5月22日10時30分

朝日新聞DIGITAL

 第74回春季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、朝日新聞社など後援)が21日、宇都宮市の栃木県総合運動公園などで開幕し、桐光学園(神奈川1位)は健大高崎(群馬2位)に1―6で敗れた。22日は桐蔭学園(神奈川2位)が浦和学院(埼玉1位)と対戦する。

 ■チーム鼓舞する1打点 桐光学園の篁哲郎主将(3年)

 2点を追う五回裏1死二塁、桐光学園の篁哲郎主将(3年)に打席が回ってきた。二塁打で出塁した中村優太選手(1年)が健大高崎のエース、芹沢一晃投手(3年)越しに見える。

 「ここで1点を取ればうちに流れが来る」。真ん中に甘く入った変化球を振り抜くと打球は右中間へ。1点を返す二塁打となり、塁上で笑顔を見せた。

 春季県大会ではリードオフマンや中軸を担い、横浜、横浜商、桐蔭学園という強豪校との試合で打点を記録。勝負強い打撃でチームの勝利に貢献してきた。

 昨春から先発出場。夏も主力として活躍し、秋に主将を任された。チームのためには「厳しさが必要」と語る。苦しい展開となったこの日、守りの場面では三塁手としてチームメートへ声をかけ続けた。厳しい姿勢を見せるからこそ、自分も打席で結果を残したい。その気持ちがチーム唯一の打点につながった。

 「最後の夏まであと1、2カ月しかない。1日1日を大切にしたい」。その目はすでに前を向いていた。(土居恭子)

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