高校野球選手権愛媛大会、7月7日開幕 抽選会6月19日
第104回全国高校野球選手権愛媛大会(朝日新聞社、愛媛県高校野球連盟主催)の第1回運営委員会が21日、松山市内であり、大会日程を7月7日開幕、23日決勝の17日間(休養日を含む)と決めた。一般の観客を受け入れる方針で、今後、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて球場ごとに入場者数の上限を設ける。各チームの応援団や吹奏楽については、引き続き対応を検討する。
出場校は昨年から1校減の56校となる見込み。シード校は昨秋以後の公式戦の成績をもとに決定。第1シードは今春の県大会で優勝した松山商、第2シードは昨秋の四国大会に出場した西条、第3シードは昨秋と今春の県大会4強の松山学院、第4シードは昨秋の県大会優勝の新田に決まった。
昨年オンラインだった組み合わせ抽選会は、6月19日に松山市のにぎたつ会館に各主将が集まって開く予定。
試合会場は、松山市の坊っちゃんスタジアムを主球場に、西条市ひうち球場、今治市営球場、宇和島市の丸山公園野球場の計4球場。開幕日の7月7日に、坊っちゃんスタジアムで開会式を実施する。
休養日は、準決勝と決勝の前日に確保し、連戦を回避する予定。日程が順調に進めば17、20、22日が休養日になる。決勝は23日午前10時から、坊っちゃんスタジアムで行う。
今大会から、試合が悪天候などで中断した場合、翌日以降に中断時点から再開する「継続試合」を導入する。延長十三回からのタイブレーク制とともに、決勝までの全試合に適用する。
井上伸二・県高野連会長は「安心安全の大会を目指し、選手が輝いてやりきれる夏にしたい」と話した。(三島庸孝)