スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

大阪桐蔭が2年連続V 履正社との接戦制す 春季高校野球府予選決勝

2022年5月18日10時00分

朝日新聞DIGITAL

 春季近畿地区高校野球大会府予選は17日、大阪市住之江区の南港中央野球場で決勝があり、大阪桐蔭が履正社を3―2で破って2年連続13回目の優勝を決めた。大阪桐蔭は21日に和歌山市の紀三井寺公園野球場で開幕する近畿大会に出場する。例年決勝と同日にある3位決定戦は日程の都合で行わなかった。

 ■大阪桐蔭 3―2 履正社

 大阪桐蔭は2点を追う三回、松尾の本塁打で1点をかえすと、五回は丸山の適時打で同点。八回、代打工藤の犠飛で勝ち越し、接戦を制した。先発前田は10奪三振の好投。履正社は三回、光弘、西の連続適時打で2点を先取したが、好機に1本が出なかった。

     ◇

 「オレが点とってきたるから、お前は集中して投げろ」

 三回裏1死。大阪桐蔭の捕手、松尾汐恩(しおん)君(3年)は、ベンチにいた先発投手の前田悠伍君(2年)にそう言い残し、打席に向かった。

 三回表に2点を先制されたばかり。悪い流れを断ち切りたい――。「甘い球が来るはず」と初球の変化球を振り抜くと、左翼スタンドに吸い込まれた。高校通算25本目の本塁打だ。

 前田君は春の選抜大会決勝以来の公式戦登板。リードする松尾君は、前田君の直球が高めに浮き本調子ではないと感じたが、力投する後輩を励ましたかった。

 「点を取られると燃えてくる」と松尾君。本塁打でチームを鼓舞した後は、五回に二塁打を放ち、同点のホームを踏んだ。

 松尾君の本塁打をベンチから見ていた前田君は「本当に打ってくれるとは。あのホームランで気持ちが切り替えられた」と感謝。西谷浩一監督も「持ち前の負けん気の強さがあの打席で出た」と評価した。

 2安打1四球の活躍を見せた松尾君だが、結果に満足していない。「苦しい時に打てるチームに求められる打者になりたい」。近畿大会、夏の選手権大会に向けて更なる飛躍を誓った。(岡純太郎)

     ◇

 春の選抜覇者・大阪桐蔭から先制点をもぎ取ったのは、履正社の1番打者、光弘帆高君(3年)。三回表1死一塁の場面で、右翼線に痛烈な打球を放ち、適時三塁打となった。「つなぐ意識を強く持って、絶対にとらえてやろうと思った」

 続く打者の右前安打で生還し、2点のリードを得て勢いづいた。「いけるかなという気持ちがあった」と光弘君。投手陣も大阪桐蔭の強力打線を前に踏ん張り、終盤まで互角に渡り合った。

 ただ、最後は大阪桐蔭の粘り強さに力尽き、1点差で敗れた。多田晃監督は試合後、「この1点差が大きい」と悔しさを隠さなかった。夏までにこの差をどう詰めていけるか、選手たちと話し合っていくという。

 光弘君は今大会中、苦しい展開でも勝ち切れた収穫もあったという。「悔しいのもあるが、選抜覇者にここまでできた。次につながれば」と力を込めた。(稲垣大志郎)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ