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岐阜第一、39年ぶりV 大垣日大と東海大会へ 春季岐阜県高校野球

2022年5月1日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 第69回春季岐阜県高校野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は30日、悪天候で前日に継続試合となった決勝が大野町の大野レインボースタジアムであった。岐阜第一が大垣日大を6―4で破り、39年ぶり3度目の優勝を果たした。両校は21日に愛知県で始まる春季東海地区大会に出場する。

 ◎…岐阜第一が前日からの流れを引き寄せた。七回無死一、二塁から福井の犠打の間の敵失で逆転し、そのまま逃げ切った。この回は打者9人で5得点。大垣日大は初回に日出山の左前適時打で先制し、九回も1死一、二塁の好機をつくるも及ばなかった。

     ◇

 雨により岐阜県内で初となった継続試合は、前日の中断から約22時間後、再開直後の初球に逆転劇が潜んでいた。岐阜第一3―4大垣日大で始まった七回裏無死一、二塁。岐阜第一の3番・福井一颯選手(3年)は、自分に言い聞かせて打席に入った。「日はまたいだけど、いい流れを切るわけにはいかない」

 田所孝二監督の指示はバント。外角の直球にバットを合わせたが、想定よりも投手のそばに転がった。「やってしまった」

 しかし、大垣日大の五島幹士投手(3年)も、ボールが手につかなかった。一塁への悪送球になって走者2人が生還。決勝点となった。「継続試合は再開時の入り方が難しかった」と、五島投手は肩を落とした。

 試合中断の直後から監督に「バントの構えをして寝ろ」と、冗談交じりに言われた福井選手。言葉通り、夜はイメージトレーニングを重ね、朝はバッティングマシンで念入りにバント練習をした。

 自身も一気に二塁まで進み、6点目のホームも踏んだ。「(試合が)バントから始まるなんて初めての経験。東海大会や、夏に向けていい練習になった。東海大会も優勝したい」と意気込んだ。(東谷晃平)

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