7回途中に雨、岐阜初の継続試合は30日再開 春季高校野球決勝
春季岐阜県高校野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の決勝が29日、岐阜市の長良川球場であった。試合中に雨が強まり、七回裏途中で30分の中断後に継続試合となった。県内で継続試合が導入されるのは初めて。
試合は大垣日大が4―1とリードしていた七回裏、岐阜第一が1点差まで詰め寄り、なお無死一、二塁のチャンスで中断された。
継続試合は30日午前10時から大野レインボースタジアムである。大垣日大の阪口慶三監督は「相手に勢いがあったのでうちにとって中断はよかった。あのまま逆転される流れだった」と話した。岐阜第一の田所孝二監督は「残念な気持ちはない。チャンスからの継続なので同点くらいの気持ちで臨みたい」と語った。