第150回九州地区高校野球熊本大会（県高野連主催、朝日新聞社など後援）の決勝が3日、熊本市中央区のリブワーク藤崎台球場であった。九州学院が熊本工を下し、12季ぶり22回目の優勝を決めた。23日から宮崎市で開かれる九州大会に出場する。九州大会への出場は9季ぶり35回目。

　九州学院は2日の準決勝で専大玉名を破って決勝進出。熊本学園大付を五回コールドで制した熊本工に競り勝った。

　◎…両チーム2桁安打の熱戦を、九州学院が逃げ切った。九州学院は初回、先頭打者松下が本塁打。いずれも追いつかれた直後の二、四、六回に瀬井、直江の長打など打線がつながった。熊本工は九回、2点差としなお2死二、三塁と粘ったが一歩及ばなかった。