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祖父が経営するバッセンで練習 堅守自慢の二塁手、3世代で甲子園へ

2022年3月27日15時08分

朝日新聞DIGITAL

 (25日、第94回選抜高等学校野球大会2回戦、高知3-6国学院久我山)

 選抜高校野球大会で国学院久我山(東京)と25日の第3試合に対戦した高知の二塁手、三谷高慶(たかよし)選手(3年)は、3世代連続での甲子園出場を遂げた。父との二人三脚で磨いた守備と、祖父譲りの練習好きな性格が実を結んだ。

 小学校に入ったころ、ゲームで野球のルールを覚えた。「息子にも同じ道を歩ませたい」。1997年の選抜大会に明徳義塾(高知)で出場した父・高由(たかゆき)さん(42)が、毎日のように練習に付き合った。

 練習場は自宅近くのバッティングセンターの一角。68年の夏の甲子園に高知で出場した祖父・勝水(まさみ)さん(70)が、野球好きが高じて20年前にオープンさせた施設だ。

 野球を本格的に始めた小学4年の夏、テレビで見た明徳義塾のエース岸潤一郎さん(現・西武)が格好良く見えた。「あの場所に立ってみたい」。甲子園へのあこがれが芽生えた。夏になると、三谷家の朝は前夜に録画した高校野球のニュースばかり流れるようになった。

 中学では巧守の遊撃手として活躍し、全国大会で優勝も経験した。祖父も父も出場した甲子園。そう遠い場所には思えなかった。

 昨夏の選手権大会は2年生ながらベンチ入り。チームは超高校級と評されたエース森木大智さん(現・阪神)を擁し、順調に高知大会を勝ち進んだが、決勝で明徳義塾に敗れた。

 「甲子園に行くことが、こんなにも難しいことなんだと改めて思い知った。どこかに油断する気持ちがあったかもしれない」

 新チームになると練習姿勢が変わった。ミスをした仲間に、積極的に声をかけるようになった。秋の四国大会では死球であごの骨を折る大けがを負ったが、治療と練習を両立させ無事に復帰した。「1学年上の先輩と甲子園を目指したことで精神的に成長した」と浜口佳久監督は言う。

 21日の東洋大姫路(兵庫)戦。アルプス席で祖父と父が見守るなか、五回表に安打を放ち、好機をつくった。父の高由さんは「最高。うれしすぎる」と喜んだ。「孫の前にボールが転がったらヒヤヒヤして見ていられない」と話していた祖父の勝水さんも「ほっとしました」と目を細めていた。(羽賀和紀、マハール有仁州)

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