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明秀日立の「打ち勝つ」野球 じわじわ攻めて、好投手から2桁安打

2022年3月24日13時08分

朝日新聞DIGITAL

 【茨城】第94回選抜高校野球大会第5日の23日、明秀日立は1回戦で大島(鹿児島)に8―0で勝ち、初戦を突破した。最速145キロ超の好投手から2桁安打を放ち、甲子園でも「打ち勝つ」野球を見せた。2回戦は、第8日(26日予定)第2試合で市和歌山と対戦する。

     ◇

 「打ち勝つ」野球は、強振が生む長打だけではない。それが四回の攻撃に凝縮されていた。

 4点リードを奪っていたが、大島の左腕、大野稼頭央投手(3年)を相手に、会心の当たりは少なかった。

 ボール球を見極めて走者をためる。2死から四球、左前安打、四球で満塁とし、じわじわと攻めた。

 5番打者の猪俣駿太君(3年)が打席に入る。3球目。変化球をコンパクトに振り抜く。打球は低いゴロとなって二塁手の脇を抜けていった。2点適時打になり、「久々にいい形で打てて、一番うれしかった」と喜んだ。続く佐藤光成君(3年)が会心の当たりで2点適時打を放って、勝利を引き寄せた。

 猪俣君は、昨秋の関東大会は投打でチームを引っ張ったが、冬場は肩のけがに悩んだ。打球は思うように飛ばず、球速も制球力も落ちた。けがは選抜開幕前に治ったものの、なかなか調子は戻らず、練習試合でも好機で凡退する場面が目立った。

 「脇を締めて、体の回転も鋭く打て」。試合中は直前の打撃練習で受けた金沢成奉監督のアドバイスを頭の中で繰り返した。「信じろ」。日頃から監督に言われている言葉も重なった。「割り切ってやるしかない」。そう思って、四回の打席に入ったとき、不安は消えていた。

 エースとしても猪俣君は八回までマウンドを守った。持ち味の打たせて取る投球がはまり、無失点に抑えた。「今日のような野球ができたら負けることはない。(次の試合も)全員野球で勝利をめざしたい」(西崎啓太朗)

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