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日大三島、最後まで全員野球「大丈夫だ」 エース松永を支え続けた

2022年3月22日12時40分

朝日新聞DIGITAL

 第94回選抜高校野球大会第3日の21日、日大三島は1回戦で金光大阪と対戦し、0―4で敗れた。粘り強い打線が相手バッテリーに抑え込まれ、最後まで流れをつかむことができなかった。選手たちは夏に向けて成長を誓った。

     ◇

 ベンチには腕組みをしたまま黙って自分に任せてくれる監督がいた。先制点を取られた苦しい場面では「固いぞ」「点取るから大丈夫」と仲間から声が飛んだ。チームに支えられながら、エースの松永陽登(はると)選手は最後まで投げきった。

 初回、1死から二番打者に安打を許すと四球でピンチを広げた。「ストレートで押し切ろう」。冬の走り込みで磨いた自信のある球で勝負した。しかし、連打を浴び、失策や暴投も絡んで3点を失った。

 自分を安心させようとかけてくれる言葉のおかげで、緊張は感じなかった。「もっと考えて投げないといけない」。二回からはフォークなど変化球を使って打たせて取るよう心がけた。五、七、八回は三者凡退に打ち取った。表情を崩さず淡々と投げた。

 チームは「全員野球」をモットーに部員全員で同じ練習メニューに取り組み、団結力を高めてきた。一人ひとりの技術は未熟でも、全員でぶつかれば全国の強豪にも勝てる。昨秋の県大会、東海大会では格上の相手に果敢に挑み、勝ち上がった。

 「自分の立ち上がりの悪さが出た。コースは悪くなかったが、力不足で相手打者にはじき返されてしまった」。試合後、松永選手はオンライン会見で自身の投球を振り返った。投手としても打者としても悔しさの残る試合になったが、気持ちは折れていない。初回で打たれた直球も、武器になると信じている。

 「これからもっと磨いて、全国で通用する球を投げていきたい」。夏に向けて静かに闘志を燃やした。(魚住あかり)

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