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「あと1アウト」、夏の糧に 長崎日大がタイブレークで得た経験

2022年3月22日13時00分

朝日新聞DIGITAL

 20日の選抜高校野球大会1回戦で、延長十三回タイブレークの末に惜敗した長崎日大。昨夏の甲子園4強の近江(滋賀)を相手に選手たちは粘り強く戦った。コロナ禍による練習不足や対戦相手の変更といった試練を乗り越え、12年ぶりの甲子園で白熱の好ゲームを演じた。

 「あと1アウト取れば勝てる場面で自分たちの弱さが出てしまった」

 試合後のオンライン会見で、主将の河村恵太君は九回の守備を悔やんだ。

 1点差と迫られたこの回。なおも無死一、三塁の場面で左翼に犠飛が上がった。平尾大和君からの好返球で本塁を突く走者をタッチアウト。ピンチを併殺で切り抜けたのもつかの間、後続に四球と適時打を許し、同点に追いつかれた。

 気を取り直して延長戦に集中したが「タイブレークで根負けしてしまった」と平山清一郎監督。悔し涙をグラウンドに残して夢舞台を去ることになった。

 昨秋以降、チームは試練の連続だった。長崎2位で臨んだ九州大会は準決勝の九州国際大付に屈辱的な大敗。「このままでは全国に通用しない」と冬場の厳しい練習を耐えたが、運動部の寮で広がったコロナの影響で練習試合が組めないアクシデントに見舞われた。

 甲子園入りしてからは当初の対戦相手だった京都国際が選手ら13人の感染のため出場を辞退。左腕の森下瑠大(りゅうだい)君との戦いを想定してきたチームは直前で、近江の右腕、山田陽翔(はると)君への対策を迫られた。

 順風満帆ではなかった道のりを経て選手たちは多くのことを学んだはずだ。何より野球ができるのは当たり前のことではない、と身にしみただろう。「選抜での経験は必ず夏に生かされる」と平山監督。流した涙は夏こそ大きな実を結ぶに違いない。(三沢敦)

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