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聖光学院、主砲の一打でチームに勢い 「先輩たちに勝利届けた」

2022年3月21日14時08分

朝日新聞DIGITAL

 第94回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)で4年ぶり6回目出場の聖光学院は20日、二松学舎大付(東京)に9―3で勝利した。一回に3点を先制すると、五回には打者一巡の猛攻で6点をあげた。守っては無失策でエースをもり立てた。2回戦は大会第7日の第1試合(25日午前9時開始予定)で近江(滋賀)とベスト8をかけて対戦する。

     ◇

 昨夏の福島大会準々決勝で最後の打者となった主砲の一打がチームに勢いをもたらした。

 一回表、1死一、二塁の好機。4番山浅龍之介(3年)が打席に入った。

 「プレーは小さくなるのはもったいない。自分の姿を見せよう」。二松学舎大付の左腕エースの2球目、真ん中甘めの直球をたたくと右前安打に。二塁走者赤堀颯(3年)が本塁を踏み、1点先制。赤堀は「山浅の一本がチームに勢いを与えた」とたたえた。

 聖光学院は昨夏、史上最長の14大会連続の全国大会出場を目指していた。山浅は2年生ながら、背番号2でベンチ入りした。準々決勝の光南戦では8番捕手として出場。4点差の九回2死の場面で打席に入ったが、三振に倒れた。グラウンドで泣き崩れ、立ち上がることができなかった。

 「衝撃的な経験だった」と振り返る。敗戦を引きずり、試合の映像を見返すことができなかった。

 センバツに向け、中心選手として活躍を期待された昨秋の県、東北大会。全10試合に出場したが、打率2割台中盤にとどまった。

 そんな山浅に前主将の坂本寅泰さんが声を掛けた。「切り替えろよ」。坂本さんは「山浅は一人で責任を背負っていた。一人のせいで負けたのではないと伝えたかった」と話す。

 この一言がきっかけで山浅は「あの敗戦を無駄にしてはいけない。先に進むためにも」と光南戦を見返した。打撃フォームの改造に取り組み、食トレやウェートトレーニングで、体重も11キロ増やした。

 この日は五回2死三塁の場面で中前適時打を放ち、2安打2打点の活躍。「先輩たちに勝利を届けることができた。ヒットは出たが、バットの芯で捉えきれていない。次戦に向け改善したい」。(滝口信之)

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