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「自分たちは逆境に負けない」 直前に出場決まった近江、見せた底力

2022年3月21日15時07分

朝日新聞DIGITAL

 第94回選抜高校野球大会は第2日の20日、滋賀県勢の近江が第2試合に登場し、長崎日大(長崎)と対戦した。3時間を超える延長13回タイブレークの激戦の末、6―2で勝って初戦を突破した。2回戦は25日の第1試合(9時開始予定)で、聖光学院(福島)と対戦する。

     ◇

 開幕直前に繰り上がり出場が決まったが、チームの底力を存分に感じる粘り勝ちだった。

 2点を追う九回表、先頭の津田基(もとき)選手(3年)が二塁打で口火を切った。「後ろに頼れる打者がいる。出塁すれば逆転できる」

 岡崎幸聖選手(3年)が期待に応え、適時打で1点を返した。「つなぐ打線が近江の持ち味」と納得の一打だった。

 なおも無死一、三塁。しかし、次打者の左飛とタッチアップの失敗で併殺に。万事休すかと思われた。

 だが、これで終わらない。「自分たちは逆境に負けない」。大橋大翔選手(3年)が、内野の頭をしぶとく越える右前適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 執念の仲間の反撃。先発登板していた山田陽翔(はると)主将(3年)の闘志にも火がついた。「自分がチームを引っ張る」

 その裏の守備は、初めて三者凡退に抑えた。十回裏は1死満塁のピンチをしのいだ。延長に入っても、直球は140キロを超えた。そしてタイブレークが始まった十三回表、先頭で打席に入り、初球をはじき返して決勝点をたたき出した。

 「後半粘り勝つのが近江の野球」。165球を一人で投げ抜いた大黒柱は、誇らしげに振り返った。(安藤仙一朗)

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 近江のアルプススタンドには野球部員や保護者、在校生ら約460人がかけつけた。

 吹奏楽部員は「Happy」や「Pretty Fly」などおなじみの曲を演奏。福永千秋部長によると、まだ出場が決まっていなかった16日の演奏会で偶然、高校野球メドレーを演奏したという。「京都国際の分も気持ちを込めて、選手に演奏を届けます」

 生徒会長の北村幸子さんは「自分の高校をアルプスから応援するのは新鮮で楽しい。次の試合はもっと多くの生徒で応援したいです」と話した。(田中祐也)

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