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選抜初戦突破の広陵、甲子園で大正時代からの4元号勝利 歴代3校目

2022年3月20日14時38分

朝日新聞DIGITAL

 (20日、第94回選抜高等学校野球大会1回戦、広陵9-0敦賀気比)

 初戦の入りは難しいが、広陵打線の狙いは、試合序盤で明確になった。

 一回1死一塁、3番内海優太は、初球で外角低めのカーブを悠然と見送る。敦賀気比のエース上加世田(うえかせだ)頼希(らいき)は、直球主体に切り替えてきた。2―2からの5球目。内海は内角直球を逆らわずにさばくと、右翼線への先制二塁打に。「真っすぐが多いと聞いていた。インコースを攻められたので狙っていった」と内海。選手の緊張を感じ取っていた中井哲之監督は「大事な場面で打ってくれた。内海の一打で力も抜けた」。

 チームは昨秋から、低めの変化球の見極めに重点を置いてきた。この日も制球に苦しむ相手に対して、際どい球には手を出さず、カウントを整えに来た球を逃さずとらえた。五回は、無死一塁から内海が右前安打で好機を広げると、一挙4点。スイングの強さは下位打線まで徹底できていた。

 選抜優勝の経験を持つチーム同士の対決で、中軸の左打者3人がいずれも3安打。内海は「広陵らしい野球で、打撃はいいつながりができた」。4度目の大会制覇に向け、絶好のスタートを切った。(辻健治)

     ◇

 広陵が甲子園で4元号勝利 1回戦で敦賀気比に勝利し、高松商(香川)、松商学園(長野)に続く3校目の大正~令和の4元号で勝利を挙げた。

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