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延長十回のピンチで継投ピタリ 和歌山東、一丸で甲子園初勝利

2022年3月20日13時00分 朝日新聞デジタル

 第94回選抜高校野球大会が19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。初出場の和歌山東が倉敷工(岡山)に8―2で勝利し、硬式野球部ができて12年で甲子園初勝利を挙げた。2回戦は24日第2試合(午前11時半)で浦和学院(埼玉)と戦う。市和歌山は23日第1試合(午前9時)で花巻東(岩手)と対戦する。

     ◇

 1―1で迎えた延長十回1死一、二塁のピンチ。右翼を守っていた左腕の山田健吾選手(3年)に、ベンチの米原寿秀監督(47)から登板の指示が出た。

 「(相手が)左打者なら自分がきっといく」。指示が出る前から山田選手の心の準備はできていた。「お前、ここ気持ちやぞ」と此上平羅主将(3年)にも励まされた。

 適時打を許せばサヨナラ負けする場面。初球で空振りを奪った。そして2球目。しっかりと腕を振って投げた球で右飛に打ち取った。すると飛び出していた一塁走者が戻れず併殺に。「ナイスピッチ!」と喜ぶ仲間たち。延長十一回の猛攻につながる好投だった。

 小刻みな継投はチームの持ち味だ。八回1死一、二塁では、エースの麻田一誠投手(3年)に代わって左腕の田村拓翔投手(3年)が中飛と三振に抑えた。昨秋の県大会準決勝で智弁和歌山に競り勝った試合を思い起こさせる継投だった。米原監督も、「投手陣が力を出してくれて良かった」とたたえた。

 「先頭打者として出塁するところを見せたい」。山田選手はこの日、1番打者としても3安打を記録する活躍を見せた。大舞台でも思い切りがよかった。敵失で出塁した一回には二盗を決めた。安打で出塁した六回には同点のホームイン。初出場の和歌山東にとって、甲子園で最初の生還者になった。

 山田選手は「大舞台でできたことは、成長につながると思う」と胸を張った。(下地達也)

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