長崎日大20日初戦 第2試合で近江と対戦 選抜高校野球
19日に開幕した第94回選抜高校野球大会に出場している長崎日大は20日の第2試合で近江(滋賀)と対戦する。当初の相手だった京都国際が選手ら13人の新型コロナウイルス感染のため出場を辞退。近畿地区の補欠校、近江と相まみえることになった。
近江は京都国際と同じく昨夏の甲子園で4強入りした強豪だ。滋賀3位で臨んだ昨秋の近畿大会では8強入りしたものの、選抜は落選。補欠校の1番手となった。
エースで主将の山田陽翔君は全試合で先発した昨夏の甲子園を最後に、ひじの故障でマウンドを離れていた。12日にあった智弁(奈良)との練習試合では6回を投げて1安打1失点。最速143キロを計測して復活ぶりをアピールしている。
多賀章仁監督は「山田の調子も日に日に上がり、昨夏のチームに近づいている。けが人もなく、ベストメンバーで戦える」と話した。(三沢敦)