スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

甲子園初出場の大分舞鶴、浦和学院に食らいつく「夏に絶対戻りたい」

2022年3月20日13時05分

朝日新聞DIGITAL

 第94回選抜高校野球大会が19日開幕し、21世紀枠で初出場した大分舞鶴は、開幕試合で強打の浦和学院(埼玉)と対戦、惜しくも0―4で敗れた。初日の出場校6校のみが参加した開会式では入場行進の先頭を飾り、初めての甲子園のグラウンドを踏みしめた。憧れの舞台を終え、選手たちは夏に向けての思いを新たにした。

     ◇

 四回裏無死一塁。先発の奥本翼投手(3年)は、「一、二、三回を真っすぐで押せている。強気に攻めていこう」と投げた直球が狙われた。

 相手の打球は大きく弧を描き、中越えの三塁打に。一塁走者が生還し、先制を許した。続く5番打者には低めのスプリットで攻めたが、浮いた球をセンタースタンドに運ばれ、2点本塁打。この回3点を失った。

 「真っすぐは通用しているが、変化球の精度を上げないと押されてしまう」

 その後は切り替えて「ワンバウンドでもいいから低めを」と意識を定めた。五回にも二塁打などで追加点を与えたが、「超攻撃型野球」を掲げる相手打線を4失点に抑え、七回までに9三振も奪って後輩にマウンドを託した。

 試合後、奥本投手は「小学生の時からテレビでずっと見ていた甲子園。今までは夢の場所だったが、マウンドに立ってみて夏に絶対戻ってきたいと思った」。

 一方、強打の野球を目指す打線は2安打に抑えられた。警戒していた浦和学院の左腕、宮城誇南(こなん)投手(3年)に対しては、直球かスライダーに狙い球を絞る作戦だったが、切れの良い球に13三振を喫した。甲斐(かい)京司朗主将(3年)は「ファウルが多く、球に対しての力負けを強く感じた。もっとパワーをつけて、打球を前に飛ばせるようにしたい」と語った。

 控えのメンバーらが相手打者や投手について特徴を分析。三回表でチーム初安打を挙げた阿部泰己選手(2年)は「相手投手は内角の直球が多い」という分析のもとに、「まずは直球を張っていこうと思った。分析通りだったので思い切ってスイングした」と振り返った。

 五回表で左前にチーム2本目の安打を放った青柳琥太郎捕手(3年)は「強豪校を4点に抑えられたのはすごくいい収穫。良い投手からは点を取れないと改めて分かったので、夏に向けて打撃力を上げ、投手を支えられる打線を作りたい」と意気込みを新たにした。

 甲子園初采配となった河室聖司監督(57)も「4点取られたが、相手の強力打線に逃げることなく向かっていった。100点満点の投球だった」と力投のエースをねぎらった。甲子園の印象を「一球一球に声援を送っていただいて、とても温かい場所だと実感した」と話していた。(中沢絢乃)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ