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延長十一回の熱戦 倉敷工エースが力投、悔やむ直前の走塁ミス

2022年3月20日13時02分

朝日新聞DIGITAL

 13年ぶりの大舞台で、倉敷工の選手たちは最後まで攻め抜いた。コロナ禍、感謝の言葉をちりばめた主将の選手宣誓で幕を開けた選抜大会。倉敷工は19日、和歌山東に延長十一回の末、2―8で敗れた。点差は最後に開いたが、実力伯仲の大熱戦だった。

     ◇

 延長十回まで被安打6。連打を許したのは六回だけ。安定した投球を続けていた背番号「1」の右腕・高山侑大(ゆうと)君が十一回、突然崩れた。

 和歌山東の先頭打者に中前に返され、続く打者の打球は三塁手後方にぽとりと落ちた。一、二塁から次打者に決勝打を許した。再三のピンチを切り抜けたが、ここはそうはいかなかった。相手に流れが傾いた。

 なお一、三塁。マウンドに集まった野手からは「お前が投げんと勝てん」と檄(げき)を飛ばされた。次打者は抑えたものの、ここから四球を与え、さらに3連打を浴びるなどし、降板となった。

 140キロ近い速球に、ブレーキの利いた変化球を効果的に混ぜる緩急が持ち味。冬場の走り込みや筋力強化で体重を10キロ増やした成果は、この日随所に現れた。腕をめいっぱい振って、厳しいコースに投げ込み続けた。

 十一回。投球のテンポが単調になったところを狙われた。疲れがあったわけではない、と言う。ただ、マウンドに上がる前の十回の攻撃は、自らの走塁ミスでサヨナラのチャンスを逸した。「気持ちを切り替えられなかった」と悔やむ。

 「攻めて攻めて攻めたぎる」をスローガンに掲げた打線が、力を見せたのは三回。2死三塁の好機に、1番・藤井虎道君がとらえた打球は中前にきれいに抜けた。「単打でもいい。チームを盛り上げたかった」と藤井君。

 大量リードを許した十一回も2本の内野安打などで1点を返した。

 「持ち味が発揮できない一番悔しい負け方」と福島貫太主将。もっと攻め切らないと勝てないと痛感したという。171球を投げた高山君は「もっと体を強くして、もう一度甲子園のマウンドに立つ」と夏を見据えた。(小沢邦男)

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