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プロの兄が来られなかった甲子園 コロナ禍の選抜、聖地に立てる喜び

2022年3月19日16時34分

朝日新聞DIGITAL

 第94回選抜高校野球大会が19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式で選手宣誓をした倉敷工(岡山)の福島貫太主将(3年)は、コロナ禍で不自由の多い環境のなか支えてくれた家族らへ「感謝します。ありがとう」と、素直な言葉で表した。

 福島主将の兄は、プロ野球中日の章太投手。倉敷工のエースだった最後の夏は、選手権大会の中止で甲子園への道が閉ざされた。宣誓が決まると「甲子園に挑戦すらできなかった人の分も頑張れ」とのメッセージをもらったという。

 福島主将らも高校入学当初からコロナ禍で、練習の中止が相次いだ。宣誓では「今なお、世界中でパンデミックが起こり、多くの人たちが苦しみや困難に立ち向かっています」「聖地甲子園という舞台に立てることに感謝します」と、思いを込めた。

 開会式で出場校名を読み上げたのは、昨夏の全国高校放送コンテスト・アナウンス部門で優勝し、浦和第一女子高(埼玉)を卒業する下崎日菜乃さん。やはりコロナ禍の影響で部活が一時制限され、一昨年の同コンテストは中止に。先輩たちからは「自分たちは不完全燃焼で終わったから、私たちの分も悔いなくやって」と背を押された。「高校生活の最後に大きな舞台に立てて感謝している。このような状況でも甲子園が開催され、関われたことがうれしい」と語った。

 今回は、春の選抜では3年ぶりに、吹奏楽の演奏も戻って来た。開幕戦の一塁側アルプス席には、浦和学院(埼玉)の吹奏楽部や野球部員、保護者らが大勢詰めかけた。アップテンポのオリジナル曲「浦学サンバ」が演奏されると一気に盛り上がった。

 吹奏楽部員の羽生彩香さん(3年)は初めて甲子園に来た。クラリネット奏者だが、吹奏楽部の活動も思うようにできなかった。「活気のある演奏で少しでも選手の背中を押したい」と話した。顧問の篠原一馬さん(26)は「コロナの中でもこうやって演奏ができることに感謝して、気持ちを込めて応援してほしい。生徒にとっていい経験になる」と話した。

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