センバツ雨で開幕延期、高知の初戦21日に「1日多く練習できる」
第94回選抜高校野球大会は18日、開会式と初日の3試合がすべて雨天順延となり、高知の東洋大姫路(兵庫)との初戦も21日第3試合となった。
この日は、室内練習場で約3時間汗を流した。その後のオンライン会見で、谷崎陽主将(3年)は「雨の予報は知っていたので驚きはない。『練習を1日多くできる』と良い方に捉えている」と話した。甲子園入りしているのはベンチ入りメンバーが中心。地元で待機する部員からは、応援の練習の様子を撮影した動画が送られてきたといい、「自分たちもやらなければという気持ちになった」と気を引き締めていた。
浜口佳久監督は、エース山下圭太君(3年)の仕上がりと、打線が相手投手を打ち崩せるかをポイントとし、「チームの調子は上がっている。初戦では持ち味の明るさやチームワークを出して戦いたい」と話した。(堅島敢太郎)