初めての甲子園、待望の試合は雨で順延 和歌山東の主将「少し残念」
第94回選抜高校野球大会は初日から、雨で順延になった。春夏を通じて初めて甲子園への切符をつかんだ和歌山東は、第2試合で倉敷工(岡山)と戦うはずが、待望の瞬間が1日先送りになった。この日は球場の室内練習場で、打撃練習などをして調整した。此上(このうえ)平羅(たいら)主将は「少し残念。延びた分、自分たちがもっとレベルアップできるという捉え方をしたい」。
開幕試合に登場予定だった浦和学院(埼玉)には、頼もしい知らせが届いた。19日もブラスバンドの応援は予定通り行われるのだという。選抜では3年ぶりに復活する、アルプス席での生演奏。八谷(はちや)晟歩(せいほ)主将は「雨はしょうがないことなので、気持ちを切り替えて準備したい。(コロナ禍で)応援が入ってプレーするのは初めて。すごい力になって、いいプレーができると思う」と話した。