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「今年は弱い」と言わせない 勝ち取った和歌山1位

2022年3月9日09時30分 朝日新聞デジタル

 昨春の選抜は、ドラフト1位でプロ入りした松川虎生捕手(ロッテ)と小園健太投手(DeNA)のバッテリーを擁し、初戦を突破した。2人はことあるごとに注目され、そのたびに、市和歌山の名前も広く伝わった。

 そんな先輩から引き継いだチームは、昨秋の新人戦の準決勝で和歌山商に2―3で敗れた。

 選手たちは半田真一監督(41)から問いかけられた。「『去年強かったのは、プロに行った2人のおかげ。今年のチームはやっぱり弱い』。そんな風に言われていいんか?」

 松村祥吾主将(3年)らの心に火が付いた。「先輩たちがいなくなっても勝てるんだ、という市高を見せたい」。チームとして「(昨秋の)県予選を1位で通過し、近畿大会に出場する」という目標を掲げた。

 投げる球の速さも足の速さも先輩たちには及ばない。だからこそ「先輩より、練習の量を増やし、質も高めないといけない」と考えた。いままで以上に試合を想定して練習した。ミスには主将として、厳しく注意した。

 「先輩たちは普通の顔して高いレベルの練習ができていた。僕たちにそれはできない。食いしばって練習しないと」と松村主将は言う。

 昨年10月の県予選準決勝。勝てば、近畿大会出場が決まる一戦で、相手は和歌山商だった。結果は、12―2で圧勝し、雪辱を果たした。本塁打を含め5打点を挙げた森大輔選手(3年)は「こんなところで負けるわけにはいかなかった。自分がかえす気持ちで振った」と振り返る。

 決勝の和歌山東戦では、身長157センチの堀畑樹選手(3年)が決勝打の2点三塁打を放った。「2位通過ではダメ。思い切り振ったら最高の当たりになった」とチームの目標通り、1位通過を果たした。

 他の部員に厳しくすることで重圧を感じていた松村主将も成長した。「松川さんは、1本を放つ頼もしさがあった。自分も」と、近畿大会1回戦では決勝打となる三塁打を放つ活躍を見せた。

 目標を一つずつ超えていく市和歌山。次の目標は、今春の選抜で2試合勝って、「先輩たちを超える」ことだ。(西岡矩毅)

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