スポーツブル(スポブル)

スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

打撃力強化、一定の成果も 好投手攻略へ課題 聖光学院

2022年4月1日10時00分

朝日新聞DIGITAL

 【福島】2019年夏以来となる甲子園の舞台に挑んだ聖光学院。冬の間に取り組んだ打撃力強化の成果が発揮できた一方、全国トップレベルの投手をどう攻略するかという課題を残した。

 昨秋の県大会、東北大会を通じ、課題は打撃力だった。昨秋のチーム打率は2割6分7厘。今大会の出場チームの下から2番目だ。

 冬の間は打撃力強化を掲げ、1日600~700回の素振りをした。例年以上に多かった雪のため屋外練習ができないときは、工夫して室内で行う実戦形式の練習も採り入れた。

 投手と打者の1対1の勝負だが、実際より前から投げ、打球方向で斎藤智也監督が判定を下す。「左中間越えの二塁打」「内野の正面ライナー」。斎藤監督はテレビ番組で有名な「リアル野球盤」と名付け、実戦感覚を養ってきた。

 成果は1回戦の二松学舎大付(東京)戦で現れる。一回に3点を取ると、五回には打者11人で一挙6点。2安打1打点の安田淳平(3年)は「冬場振り込んできた成果が出た」。

 一方、準優勝した近江(滋賀)との2回戦では課題が浮かんだ。一回に1点先行するも、二回以降はプロ注目の右腕山田陽翔(3年)の直球とスライダー、スプリットに苦しみ、散発5安打。好投手を前に早打ちが目立ち、セーフティーバントやファウルで粘るなど工夫が必要だと感じた。

 5失点した二回の守りでは、マウンドの投手への声掛けは少なく、投手が孤立しているように見えた。捕手の山浅龍之介(3年)も「もっと投手と試合中にコミュニケーションを取るべきだった」と話した。劣勢時、いかに流れを引き寄せるかが、甲子園で勝ち上がるための鍵となりそうだ。

 「今回の敗戦を踏まえ、本当の意味で強くなって甲子園でもっと勝ちたい」と斎藤監督。悔しさを胸に、再び甲子園を見据えた。

   ◎   ◎

 夏の甲子園出場を懸けた福島大会開幕まで3カ月余り。コロナ禍で思うように練習を積めない日々が続くなか、県内の他校もひと冬を越え、着実に力をつけている。夏の福島大会も白熱した試合を期待したい。(滝口信之)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ