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「全国を元気に」佐賀・有田工、選抜初出場

2022年1月29日10時00分 朝日新聞デジタル

 有田工が春の選抜高校野球大会への初出場を決めた。県勢では2018年の21世紀枠で出場した伊万里以来。有田工としては13年夏以来となる甲子園出場に、選手や関係者たちは喜びを口にした。

 選手たちは校長室近くの会議室のモニターで発表を見守った。緊張した表情でモニターを見つめていたが、午後3時40分ごろに九州地区の3校目として「有田工業高校」と発表されると、選手たちに笑顔が広がり、歓声と拍手が沸いた。最前列に座っていた捕手の上原(かんばる)風雅主将は、立ち上がって後ろを向くとエースの塚本侑弥投手と握手を交わした。

 その後、校長室の電話が鳴り、東福昌勝校長が「ありがたくお受けいたします」。東福校長は正式に連絡を受けたことを選手たちに伝え、「この日を待ち望んでいた。君たちは夢をつかんだ。本当にありがとう」と述べた。

 上原主将は校長の報告を聞いて、「実感がわいてきた」。「はつらつとしたプレーで全国を元気づけたい。九州地区代表として甲子園で恥じないように練習し、1勝できるようにがんばりたい」と抱負を語った。

 梅崎信司監督は就任4年目。昨夏は頼りなく見えた新チームを上原主将がまとめてくれたという。「選手らも試合を重ねるごとに自信をつけてきた」「まさかここまで勝ち上げってくれるとは思わなかった」と話し、「自分も(甲子園出場は)夢だった。甲子園に行きたくて教員になったようなところもある。選手たちに感謝している」と話した。

 塚本投手は、九州大会で2試合連続の完封。甲子園は高校に入ってから意識しはじめたという。あこがれのマウンド上から投じる初球は「ストライクを入れたい。上原が構えたところに投げる」と意気込む。

 有田町の松尾佳昭町長は「確実と思っていても呼ばれるまではどきどきしていた」と話した。「このコロナ禍で閉塞(へいそく)感のある中、甲子園出場は町にとって明るい話題。いち町民として応援したい。十分に楽しんできてほしい」とエールを送った。

 取材が終わった午後5時すぎには、選手らはいつも通り練習に向かった。その姿に浮かれた様子はもうなかった。(大村久)

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