スポーツブル(スポブル)

スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

古豪・倉敷工、センバツへ 13年ぶりの甲子園

2022年1月29日09時30分 朝日新聞デジタル

 倉敷工(岡山県倉敷市)がセンバツの舞台に戻ってくる。28日にあった第94回選抜高校野球大会の選考委員会で決まった。甲子園は2009年の春以来13年ぶり。夏の9回と合わせ、甲子園は20回目の節目となる。古豪に久々に届いた吉報に学校は歓喜に包まれた。

     ◇

 午後3時50分。倉敷工のグラウンドではユニホーム姿の部員が知らせを待った。「選ばれました」。栗田武治副校長が吉報を告げると、部員たちはすぐには喜ぶ様子を見せず、背筋を伸ばして神妙に受け止めた。胴上げなどを見送ったのは、コロナ禍で部活自粛中のため。

 福島貫太主将は「(引退した)3年生とともに作ったチーム。先輩たちとともに自分たちの野球をしてくる」とあいさつした。

 チームのスローガンは「攻めて攻めて、攻めたぎる」。3回戦で敗れた昨夏の岡山大会以降、「攻守を問わず攻め続ける野球」を掲げ、自分にも仲間にも厳しくなろうと努めてきた。

 秋の県大会初戦はおかやま山陽の投手陣を打ち崩し、準決勝の岡山東商戦は3点を追う中盤、4番日向悠君の一振りで逆転した。決勝の岡山学芸館戦は機動力も発揮し、秋の県大会を22年ぶりに制した。

 勢いに乗り、中国大会も準決勝へ。広島商戦は七回まで3点先行していたが、八回に7失点。決勝進出を目前で逃した。「ピンチで守りに入った」ことを課題に掲げ、グラウンドのベンチには広島商戦のイニングスコアを貼り出した。自己啓発本を読み込んで精神面の強化にも努める。

 高田康隆監督(47)は同校OB。就任7年目で初めて甲子園の切符を得た。「伝統ある倉工野球部に新たな歴史を刻めた。大暴れしてもらいたい」と語った。(小沢邦男)

 ■倉敷工の主な戦績

▽秋季県大会

2回戦  ○11―2おかやま山陽(7回コールド)

準々決勝 ○5―1玉野光南

準決勝  ○6―4岡山東商

決勝   ○3―0岡山学芸館

▽秋季中国大会

1回戦  ○5―0米子西(鳥取)

準々決勝 ○10―2宇部商(山口)(7回コールド)

準決勝  ●6―9広島商

     ◇

 岡山学芸館は昨秋の県大会で準優勝、中国大会では準決勝まで勝ち進み、優勝した広陵(広島)に3点差で敗れた。28日は、岡山市東区の同校近くに野球部員約70人が待機し、吉報を待ったが、選考結果は中国地区の補欠校だった。

 補欠校が決まった後、佐藤貴博監督(38)は「夏の甲子園に向けて勝負していくことに変わりはない。絶対に夏を取る気持ちで、来年度に向けて頑張ろう」と部員たちに声をかけた。

 勝楽剛琉(かつらくたける)主将は「秋はチャンスで1本が打てず、粘り強さが欠けていたと思う。攻撃面を強くし、この悔しさをバネにして夏は甲子園を取りたい」と誓っていた。(雨宮徹)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ