選抜大会の出場32校決定 4校が甲子園初出場、3月18日開幕予定
2022年1月28日16時15分 朝日新聞デジタル
第94回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場32校を決める選考委員会が28日、オンラインで開かれ、21世紀枠は只見(福島)、丹生(にゅう)(福井)、大分舞鶴の3校が選出された。
一般選考では、昨年の明治神宮大会で初優勝した大阪桐蔭のほか、花巻東(岩手)や明秀日立(茨城)、日大三島(静岡)などが選ばれた。
東海地区では昨秋の東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)ではなく、同4強だった大垣日大(岐阜)が選ばれる「逆転現象」が起きた。大垣日大は攻守にレベルが高く、同2回戦で愛知1位の享栄を破ったことなどが評価された。
関東・東京の6校目には東京都大会準優勝の二松学舎大付が選ばれた。東京から2校選出されるのは5年ぶり。中国・四国の5校目は中国大会4強の倉敷工(岡山)に決まった。
春夏通じて初の甲子園出場となるのは21世紀枠の3校と和歌山東の計4校。クラーク国際、有田工は選抜は初出場となる。公立校は計10校が選ばれた。
組み合わせ抽選会は3月4日にオンラインで実施され、大会は3月18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。順調に進めば決勝は同30日の予定。
出場校は以下の通り。
【北海道】クラーク国際(北海道)
【東北】花巻東(岩手)、聖光学院(福島)
【関東・東京】明秀日立(茨城)、浦和学院(埼玉)、木更津総合(千葉)、国学院久我山、二松学舎大付(東京)、山梨学院
【東海】日大三島(静岡)、大垣日大(岐阜)
【北信越】星稜(石川)、敦賀気比(福井)
【近畿】京都国際、大阪桐蔭、金光大阪、東洋大姫路(兵庫)、天理(奈良)、和歌山東、市和歌山=神宮大会枠1を含む
【中国・四国】倉敷工(岡山)、広陵(広島)、広島商、鳴門(徳島)、高知
【九州】九州国際大付(福岡)、有田工(佐賀)、長崎日大、大島(鹿児島)
【21世紀枠】只見(福島)、丹生(福井)、大分舞鶴