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元プロ投手の監督が公立進学校をコツコツ強化 選抜候補の国際情報

2022年1月22日07時00分

朝日新聞DIGITAL

 春の第94回選抜高校野球大会の21世紀枠候補になった国際情報(札幌市北区)。1995年創立の北海道立高ながら、近年の公式戦で準優勝、4強といった、甲子園まであと少しの成績を残してきた。練習環境の工夫や進学実績なども評価されての候補に選ばれた。部員たちは「悲願の初甲子園」を心待ちにしながら練習に励んでいる。

 1月上旬、部員たちは校内の駐輪場に風雪をしのぐ囲いを付け、防護ネットを持ち込んで練習していた。積雪でグラウンドが使えない冬季。私立強豪校のような練習環境はない。中島将輝部長(40)は「雪はハンディとは思わない。北海道なら当たり前のこと」と淡々と話す。

 白い息を吐きながら「イチ、ニィ、サン」と元気よくかけ声を出す部員たちを、有倉雅史監督(54)が見守る。有倉監督はプロ野球日本ハムなど3球団でプレーした元投手。2001年度に道教育委員会が始めた「特別選考」で公立高教諭になった。私立に比べて部活動の時間や監督裁量は限られるが「授業も部活動も、様々なかたちで指導がしたい」と選んだという。

 そんな有倉監督を慕い「公立で甲子園も大学進学も」と、入学してきた部員たちが近年、国際情報を強くしてきた。

 今年の新3年生は、特にその思いは強い。中学3年だった19年夏、国際情報が延長十四回で敗れた決勝を見ているからだ。あと一歩で甲子園に届かなかった先輩たちを見て、高根稜真主将は「公立でも甲子園に行けると確信した。元プロだった監督の指導を受けたいと決めた」と話す。

 国際情報は市内有数の進学校でもある。進学率は98%超。年間100人以上が国公立に進む。当然、入学試験は安易ではない。有倉監督は「入学時はみんな下手で野球初心者もいるが、国際情報で野球がしたいと厳しい高校受験に挑戦して来ただけあり、3年間で野球も学業も大きく伸びます」と話す。

 21世紀枠候補は全国で9校。出場できる3校は1月28日に発表される。(佐々木洋輔)

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