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名門復活願う、函館大有斗OBが聖地・甲子園でプレー

2022年1月7日09時00分

朝日新聞DIGITAL

 【北海道】元高校球児が出身校別に同窓会チームを組み、夢の甲子園で戦う「マスターズ甲子園(朝日新聞社共催)」は、様々な年代の思いをつないできた。昨年12月の大会はコロナ禍を乗り越え2年ぶりの開催。道内からは春夏計13回出場の函館大有斗(ゆうと)高OBがプレーした。元プロ選手もいれば、不祥事で甲子園出場辞退したチームにいた人も。OBは甲子園出場から遠ざかる母校の復活を願っている。

 12月5日、熊本県代表と対戦。先発投手は同校初のプロ選手として阪急、オリックスで通算165勝を挙げた佐藤義則さん(67)。1回を三者凡退に抑えた。1972年、3年の夏は南北海道大会決勝で苫小牧工に0―2で惜敗。甲子園での登板に「高校生の時に投げられたら違った(感情だった)だろうけど、一緒にプレーした仲間が喜んでくれたことがうれしかったね」。

 試合は4―11で敗れた。チームの内藤重彰代表(60)は、マスターズ甲子園ならではの選手のやりくりに苦心した。ベンチ入りは50人が上限だが、当日参加した49人全員にプレーさせたかった。しかも試合時間は90分の制限がある。

 メンバーには84年選抜大会出場の決定後、引退した3年生の不祥事により出場を辞退した小林洋伸さん(55)の姿もあった。OBたちが何としても甲子園でプレーさせようと誘い、急きょ参加した。

 小林さんは高校では一塁手の正選手。当日は二塁手で途中出場した。打席にも立ち、死球だったが「当たっていない」と主張し、プレーは続行。最後は見逃し三振に終わったが、「打席から甲子園の景色を見られて幸せ」。辞退してから数年間は甲子園に抵抗感もあったが、「野球っていいなと思え、スッキリしました。有斗高の伝統のありがたみも感じました」と振り返った。

 チームは内藤代表が一昨年、マスターズ甲子園のキャッチボールイベントに参加したことがきっかけで結成した。「現役部員とどちらが先に甲子園に出られるか」。一足先に聖地に立ち、入場行進では2015年に亡くなった盛田幸妃さん(横浜、近鉄でプレー)の現役時代の写真も携えた。OBたちは「有斗の名前に親しみのある高校野球ファンもいる。現役組も必ず甲子園に出てほしい」。97年夏以来の復活出場を期待する。(能田英二)

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