有田工は決勝進出ならず、大島に逆転負け
2021年11月12日09時30分 朝日新聞デジタル
【佐賀】鹿児島市で開かれている第149回九州地区高校野球大会は11日、準決勝があった。60年ぶり2回目の出場で4強に勝ち残り、来春の選抜大会出場に向け前進した有田工は大島(鹿児島1位)と対戦し、逆転を許して7―11で敗れた。
有田工は初回、2死から四球と安打で満塁とし、相手投手の暴投で1点を先取。その後二つの四球で押し出しで加点した。二回も相手の失策と四球、安打で無死満塁から3番山口駿の適時打で加点するなどして4点を奪い、序盤を6―1と優位に進めた。
だが四、五回と相手に得点を許し、3点リードまで詰め寄られた六回、エース塚本が捕まった。四球と二塁打で1死二、三塁から犠飛で1点を返された後、4連打を浴び逆転を許した。七回から登板した松尾も八回に2点を奪われた。
有田工は九回に2死一、二塁と好機をつくったが、後続が断たれた。(大村久)