桐蔭中等が初優勝 「3点取ってV」合言葉に 神奈川県高校軟式野球
2021年10月21日10時30分 朝日新聞デジタル
神奈川県高校軟式野球秋季大会(県高野連主催、朝日新聞横浜総局など後援)の決勝が20日、相模原球場であった。桐蔭中等が聖光学院を延長戦の末に破り、2007年の創部以来初の優勝を果たした。両校は11月5日から東京都で開かれる関東大会に出場する。
■桐蔭中等・山際主将
「3点取って優勝」を合言葉に初の秋決勝に臨んだ桐蔭中等が4回優勝の聖光学院を破り有言実行した。山際葵生主将(2年)は、「全員で練習の成果を発揮できた」と胸を張った。
山際主将が1年生のころから一つ上の学年の選手がおらず、同学年のメンバーと共にチームを引っ張ってきた。下級生には野球未経験者もいて、優勝は「高い目標だった」。だが、延長十一回は相手の失策で得た好機を逃がさなかった。生還した山際主将は「自分たちの頑張りが勝った」。
決勝トーナメントは全4試合で3点以上を記録。その勢いで関東大会に臨む。(土居恭子)