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春の選抜に前進 県高校野球大会で享栄が18年ぶり優勝

2021年10月10日09時00分

 第74回愛知県高校野球選手権大会(県高校野球連盟主催)の決勝が9日、岡崎市民球場であり、享栄が至学館に11―0で五回コールド勝ちし、18年ぶり9回目の優勝を果たした。3位決定戦は中部大春日丘が星城に勝利。享栄、至学館とともに来春の選抜大会の出場校選考の材料となる秋季東海大会への出場を決めた。秋季東海大会は30日に愛知県で開幕。愛知、岐阜、三重、静岡の4県から計12校が出場する。

     ◇

■享栄-至学館

 ◎…享栄は13安打11得点で五回コールド勝ち。一回1死一、三塁から吉田の中前適時打などで3点を先制。三回には西田の適時打などで3点を加え、五回は5安打を集めて4点を奪った。至学館は序盤から失点を重ね、リズムをつかめなかった。

 ■享栄 4番吉田遥哉(とおや)主

 享栄の4番吉田遥哉(とおや)主将(2年)の活躍がチームを18年ぶりの優勝に導いた。

 一回1死一、三塁、高めのチェンジアップを中前にはじき返す。先制適時打に塁上で腕を上げ、ベンチからの歓声に応えた。

 1年秋からスタメンで出場し、中軸に座ることも。愛工大名電に敗れた今夏の愛知大会決勝翌日には、大藤敏行監督から「(新チームは)力はないが、真面目で努力できる選手が多い。一番経験があるお前がみんなを引っ張っていってくれ」と主将を託された。

 前チームは春、夏ともに県大会準優勝。先輩たちの悔しさを胸に「最後まで勝ちきろう」と、1球にこだわる。今大会は6試合で66安打43得点。準決勝、決勝を含む3試合でコールド勝ちするなど圧倒した。

 試合前、3年生の肥田優心投手らからLINEで「絶対勝てよ」というメッセージが届いた。吉田主将は3打数2安打3打点で期待に応えた。

 「先輩たちが果たすことのできなかった甲子園出場という目標をかなえたい」という主将は「自分たちが今できることをしっかりやって東海大会でも優勝します」と力を込めた。(仲川明里)

     ◇

■3位決定戦 星城-中部大春日丘

 ◎…両チーム計23安打の乱打戦を中部大春日丘が制した。1点を追う七回、7四死球に服部や阪野の適時打など打者13人で7点挙げて逆転した。星城は一回、小島の二塁打などで2点を先取。五回にも後藤将の中前安打で1点を加えたが、継投策が実らなかった。

 ■中部大春日丘 中里匠捕手

 「当たりました」。中部大春日丘の七回の攻撃。3―3に追いつき、無死満塁で3番中里匠捕手(2年)は、ファウルチップの判定に対し、手袋を外し、投球が当たり赤くなった左手を審判にアピールした。押し出しの死球となり、決勝点が入った。勢いづいた中部大春日丘はこの回、一挙7得点。中里捕手は「チームを何とか流れに乗せようと夢中だった」と話した。

 斉藤真監督は「選手がよく我慢した」と言う。勝負どころの六、七回の守りで2度の併殺を奪い、七回の2死二塁のピンチでは、振り逃げの間にホームを狙った二塁走者を本塁で冷静に刺した。フォークボールをそらした中里捕手が素早く反応した結果。捕手になったのは高校からで、厳しい練習に涙することもあるというが、「勝てばつらさも吹き飛ぶ」。この日は3安打2打点の活躍だった。「最近、大谷翔平選手の打撃の本を読んだ効果です」と笑った。頼もしい扇の要を擁し、3年ぶり2度目の秋季東海大会に挑む。(土井良典)

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