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桐生第一、5点差ひっくり返し優勝 秋季高校野球

2021年10月4日11時00分 朝日新聞デジタル

 【群馬】第74回秋季関東地区高校野球大会県予選(県高野連主催、朝日新聞社など後援)の決勝が3日、小倉クラッチ・スタジアム(桐生球場)であった。桐生第一が健大高崎に逆転勝ちし、2年ぶり8回目の優勝を決めた。両校は30日から茨城県で開催される関東大会に出場する。同大会での成績は、来春の選抜大会出場校を選ぶ判断材料になる。

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 桐生第一が5点差をひっくり返し逆転勝ちした。1点を追う七回、宮本の右前打に敵失が絡み、走者2人が生還し逆転。八、九回にも追加点を挙げ突き放した。3番手寺門は4回無失点と好投した。健大高崎は中盤以降、好機を生かし切れなかった。

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 1点を追う七回表。桐生第一の宮本亜鈴(あず、2年)は、1死二、三塁の場面で「自分が決める」と力が入っていた。2球連続で低めのボール球を空振り。「チームのために打ってくれ」。ベンチから仲間の声が聞こえた。一呼吸を置くと、自然と力みが抜けた。

 ボール球を1球見送り、4球目の直球を素直に流し打った。打球は一、二塁間を抜けた。送球がそれる間に二塁走者も生還し、最大5点あった差をひっくり返した。

 4強入りした昨秋の大会では1年生で背番号6をつけたが3失策。それから早朝と練習後にノックを連日受け続けた。しかし、冬に顔を、春に右足を負傷し、今春はベンチ入りすることができなかった。その間、裏方に回ることで周りの支えに気付き、「チームのために」との思いを強めた。

 決勝では七回の適時打を含め3安打と活躍。今泉壮介監督は適時打について「簡単に追い込まれたが、引きつけてよく打った。ちょっとした成長を感じた」とたたえた。宮本は「自分たちには力があるんだと自信になった。選抜に向けて、関東大会も強い気持ちで戦いたい」と話した。

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 劇的な満塁本塁打のはずが、思わぬミスで単打となる珍しいプレーがあった。

 九回表、桐生第一は1点を追加し、リードを2点に広げた。なお1死満塁の場面で、主将の三塚琉生(るい、2年)は直球を振り抜き、打球は右翼席に飛び込んだ。

 三塚はダイヤモンドを回る際、打球の行方に気をとられ、二塁の手前で前の走者を追い越してしまった。本塁に戻るとアウトの宣告、3点適時打扱いとなった。

 今泉壮介監督は「わずかな点差なら負けにつながりかねない」と苦笑。三塚は「まわりが見えていなかった」と反省していた。(中村瞬)

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